近江町市場にて
朝、片山津温泉を出て金沢へ向かう。デパートなどでで買い物をして近江町市場へ向かう。魚や肉から野菜や雑貨などいろんなものがそろっている。所々に食堂などもある。
同じ品物でも店によって多少値段が異なる。一通り回ってから、買い物を始めた。ものによってはかなり安いのではないかと思われる。
月曜日だというのに、かなりの人がいる。金沢市民と共に観光客も買い物をしているようだ。このような市場は、金沢だからできることだろう。
近くに購買人口があるかどうかが大きな問題だ。勝山と福井を比べれば、今やパソコンなどは勝山では購入できない。楽器なども同様だ。書籍なども、福井の方が種類が多い。福井にはあっても勝山にないものが少なくないのだ。
福井と金沢を比べても同じようなことが言えるだろう。福井にないものが金沢にはあるのだ。小さな町では商売にならなくても、大きな町なら商売になるのだ。
町が大きくなれば、近隣からも客を呼ぶことができるのだ。そこに格差が生まれる。こうなると、小さな町だからできることを見つけなければならない。そうでなければ、地方の過疎化は進む一方になる。
夕食は、近江町市場でとった。新鮮な魚の寿司は美味しい。こんな市場が近くにあったらと思う。食生活が豊かになるだろうなと思いながら、金沢を離れた。
途中で、白山市の中心である松任のショッピングセンターに寄った。勝山と比べて人口が多い分、店の数も多く、品数も多かった。大きい町と小さい町の違いは歴然としている。
習い事などの機会も、町の大きさで異なる。町が小さくなると選択肢が少なくなるのだ。しかし、私は、町が小さいからと悲観してはいない。創作活動などは、町の大きさに影響しないと思っているからだ。
それと、インターネットの普及でネット上の学習機会や物品の購入は町の大きさに関係がないからだ。市内の印刷屋さんも、ネットの普及で全国各地からの注文が仕事の8割以上を占めていると聞いた。
私も、ネットで買い物をすることが少なくない。福井でも購入できないものもいくつもあるのだ。今や、若い人達は、ネットでのショッピングをかなり利用しているようだ。
不便を克服しつつ、今この町でできることをたくさんやりたいと思っている。この町の不足や機会のなさを嘆くよりも、この町でできる沢山のことにチャレンジしてみたい。
(日記 片山津を出て金沢へ行きショッピング。その後、近江町市場で昼食。さらに、松任で買い物をし、谷峠回りで帰宅した。白峰や北谷では路面にも雪があった。雪の量は市内とは大きな違いだ。午後7時半より、今年最後のオカリナ教室。最後に、クリスマス曲を演奏して教室を締めくくった。)