政治に信頼感を
日本の何倍も税金の高い国がある。しかし、そのような国の国民は暴動を起こしたりはしない。それは、政府に信頼感があるからだ。政治家に信頼感があるからだ。
いつも思うことだが、“元々うまくいかない”のに“うまくいくかのごとく国民にアピール(マニフェストで)”して政権を取った政治家達の言葉の軽さと無責任さはどうしようもない。
今や政府は増税路線を歩もうとしている。肝心の公務員改革を先送りして増税ができるのだろうか。震災復興のためなら、ある程度の負担はやむを得ないと思うが、税がどのように使われるかを明らかにしてからにしてほしい。
民主党が始めた「事業仕分け」で朝霞の公務員宿舎の建設が凍結されたはずだが、野田氏が財務大臣時代にこの宿舎の建設を認めて工事が始まってしまった。
ところがマスコミや国民が大騒ぎして慌てて撤回することになった。もしも、マスコミが騒がなかったらこうはならなかっただろう。与党の民主党、あるいは他の野党の皆さんが未曾有の大震災を考慮に入れて政治の力で阻止できなかったのだろうか。
それとも、官僚の皆さんの圧力に屈したのでしょうか。官僚の皆さんも政治家の皆さんも国民の血税で生きていることを考えれば、第一に国民のためになっているかを考えてを行動していただきたい。ところが、それぞれが、族議員であったり、誰かの後押しで議員になったとすれば、国民よりも、そちらに目が向くことになってしまう。
結局、国民は置き去りにされ、政治に翻弄されることになる。今や既存の政党では、この国の難局を乗り切れないのではないかと思ってしまう。「大阪維新の会」の躍進はそれらに対する国民の怒りのように思えてならない。大阪の動向に注目したい。
(日記 終日、編曲作業。途中で、午後4時より親子太鼓のために事務所へ行く。保護者の方はかなり上達してきた。子ども達は保育園児と小学1年生なので、和太鼓を始めるにしては少し時期が早いような気がする。何とか、楽しめるように教室を進めたいものだ。午後10時頃、ようやくオカリナのCDが完成した。この間、NHKの税の問題(テレビ)を聞きながらの作業だった。)