新たな試み
私は、盆踊りの復活に向けて様々なアクションを行っている。そして、少しずつ成果が出ていると思っている。村岡町、遅羽町、そして、今年から平泉寺町でも、盆踊りが広がりを見せている。
しかし、私の地元の猪野瀬は早くから行動を開始した割には、広がりがいまいちである。「おわら風の盆」を参考に作り上げた『勝山よいとこ』を最初に試験的に踊ってもらったのは、猪野瀬の「さわらび会」の皆さんであった。
会員は、食生活改善推進員であるが、盆踊りにも力を入れて下さっているのでありがたい。今年の「猪野瀬公民館祭」でも私の作った『勝山よいとこ』と『勝ち山ほがらか音頭』を踊って下さることになっている。
『勝山よいとこ』は「おわら踊り」のように優雅に踊ってくれればそれでよいと思っている。一方、『勝ち山ほがらか音頭』は、誰でも踊れる盆踊りなので、ステージではどうしても単調にみえる。見栄えがしないのである。
そこで、『牛深はいや節』を参考に、「手ぬぐいを持つ踊り」と「鍋のふたを持つ踊り」の振り付けを考えた。こうして、単調の踊りの合間に、ステージ用として、これらの2種類の踊りを従来の踊りの合間に加えたいと思っている。
「さわらび会」の皆さんは、いつも私の新しい試みの実践者として頑張って下さっている。今日は、その第1回目の練習会だった。最少は難しいだろうと思って、踊りの練習の前に、
「3分や5分で踊れるような踊りは、見る者に感動を与えることは出来ません。難しくても、少し練習した踊りを町民の皆さんに見てもらいたいと思います。」
と話した。
今日は手ぬぐいを使う踊りを中心に練習した。みんな汗をかいていた。いい運動になったようだ。明日は、鍋ぶたを使った踊りを一緒に練習するつもりだ。本番では見ている人に少しでも感動を与えられたらと思う。
(日記 午前中、モノ探しをしながら、「高校の同窓会の映像資料」と「平泉寺公民館祭に使う映像資料」作りを行った。午後1時半から猪野瀬公民館で食生活改善推進員の「さわらび会」の皆さんに新しい盆踊りを指導した。みんなで楽しくやれたと思う。今日は、モノ探しに多くの時間を使った一日だった。捨てなければならないモノがかなりあった。心を鬼にして近々モノを廃棄したい。)