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「2週間前」行動

24 10月

土壇場では緊急事態に対応できない
   現役時代には、よく「3分前行動」という言葉を聞いた。例えば、授業や会合や会議では、3分前に教室や集会所や会議室に入ることが望ましいとされた。当然のことであろう。

   私も、最初に赴任した学校では、生徒たちから「ジェット機」というニックネームをもらった。当時は、授業に行くのが楽しくて、3分以上前には教室に入っていた。そして、生徒たちと雑談したりして授業開始のチャイムを待っていた。

   年配の教員の中には、チャイムが鳴ってから職員室を出て教室に向かう者も少なくなかった。そういう人から見れば私は早く教室に出かけた方だろう。その後も、教員を辞めるまで教室へはなるべく早く向かうことを心掛けていた。

  しかし、最近は、体よりも心の方が忙しくて、いつも“あと一日あれば”状態になっている。そして、ぎりぎりに間に合わせてきたために、「なんとかなるさ」で今日まで来た。そして前日は、「あと一日あればなあ」になってしまっていた。

11月6日のJA祭りに備えて練習する我が社中『越前勝山春駒太鼓』(山児童館スタジオにて)

  今回こそと思って、土曜日に演ずべき幼児のための紙芝居を1週間前から作っていた。絵の方は先週までに仕上げてあったが、プリントアウトしてなかった。全部で8組(16枚)中、4組(8枚)まで印刷したところで、プリンターが壊れてしまった。7年あまり前に買ったプリンターだ。

  他にもプリンターを持っているが、「A3ノビ」が印刷できるのは今回壊れたプリンターしかない。今朝、大野の「100万ボルト」へ持って行ったところ、「10日間はかかる」とのことだった。今回こそ、「三日前」に完成と思って取り組んだが、こういうハプニングもあるのだ。

  「三日前」でも間に合わないのだ。5月頃から、今週末(10月29日)に「子育て支援センターまつり」があることは分かっていたことなのに。我ながら情けない。これからは、パソコンやプリンターの故障のことを考えると、「2週間から1ヶ月前」行動をしなければならないのだろうか。

   今回は、同種のプリンターを持っている人に助けてもらわなければならない。退職したのだから、もっともっと余裕を持っていろんなことにチャレンジしたいものだ。

(日記 開店時間に合わせてプリンターを持って100万ボルトへ出かけた。故障が直るのは10日間かかるとのことだった。帰宅後、今度の日曜日にある「平泉寺公民館まつり」で使う自作の演歌・民謡のカラオケを作っていた。午後も、作業を続けた。これも、土壇場での作業だ。幸い、CDを作るまでパソコンは壊れなくてよかった。しかし、プリンターが壊れていたので、ラベル印刷ができなかった。これからは、「2週間前行動」を目指そう。午後7時半より、和太鼓の練習。11月6日まであまり時間がない。見ている人たちが、新曲にどう反応してくださるか、楽しみだ。)

 
 

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