「農事法人かたせ」の共同作業
一昨日、「農事法人かたせ」の理事長より、「里芋の植え付け作業に出て下さい」と連絡があった。 「農事法人かたせ」は自分では米作りのできない区民が田んぼを提供し、集団で米作りなどを行うために立ち上げた会社だ。
この会社では、転作のために里芋などを作っているのだ。今日はこの法人の里芋植え付け作業だ。男性7名、女性は10名が作業に集まった。
かつては、いも(里芋)とショウガは我が片瀬の特産物だった。しかし、近年他地区に押されて生産者が減っていたのだ。特に、里芋は、植え付けと収穫が重労働だ。
しかし、何とか片瀬の特産物として残したいという思いは区民の多くが抱いている。そこで、今日は一斉に共同作業を行うことになった。昔の「い(結い)」のような感じであった。
男性は、器具を使って里芋を植え付けるための穴をあけた。ほぼ午前中いっぱいこの作業を続けた。女性は、開けられた穴に防虫剤を入れ、種芋を植え付けた。
約30メートルの畝を80数本植え付けた。腰の痛む作業であった。しかし、多くの人たちの勢いで作業を終えることができたが、自分一人だったらとてもできなかっただろう。
先日、私はこの畝の1本に里芋を植え付けた。それでも少し腰が痛かった。だんだん里芋を植える人が減っていくのもわかる気がする。
共同作業のおかげで、作業中色々話すことができた。退職してから、区民の皆さんと話す機会がかなり増えた。そういう意味では、決して楽な作業ではないが、楽しく作業ができる。
自分の借りた畝や法人の畝で、里芋がどのように育つかを考えるとわくわくする。ウオーキングコースの途中にあるので、時々覗いてみたいと思っている。
(日記:午前8時より、正午まで、法人の里芋の植え付け共同作業。疲れたが楽しく作業ができた。午後は、事務所で「数学のホームぺージ」作り。充実した一日だった。ビールが美味かった。)