高校1年からレギュラーメンバー
今日は村の奉仕作業。本来なら、3月中に行うのだが、林道や森林浴コース、神社などには雪があったために2週間遅らせて今日作業が行われた。
我が5班は、平泉寺に源を発する浄川から水田に水を取り入れる取水口や水路の砂利取りなどを行った。その後、神社の清掃を手伝った。他に、森林浴コース、公園などの整備があった。
ところで、村にはいくつかのこうした奉仕作業がある。林道の草刈り、山道作り、祭りの準備、土手の植栽、法人の田植えや稲刈りの手伝い……、イベントの準備などである。
私は、こうした作業に高校一年から今日まで参加してきた。50年以上レギュラーメンバーだ。私の場合は、高校へ入学した4月に父親が亡くなったたまにずっとこうした作業に出続けている。
このように、未成年の時代からずっと参加しているのは、私と同様に早くから父親を亡くしたり人たちだ。また、高齢者になりながら作業に出ているのは、息子達が都会へ出ていたり、家にいても作業に出てくれない人がいる場合だ。
私の班の場合には、70歳代1人、60歳代4人、50歳代1人、40歳代1人が作業のレギュラーメンバーだ。他の班には、逆に、親が病弱なために20歳前半で作業に出ている者もいる。
かつては、こうした奉仕作業に加えて、村の山の下草刈りも数回行われた。確実に高齢化している上に、こうした作業に出るのがいやで村を出た者もいる。
いたる所で高齢化社会のひずみが出ている。作業内容や作業の取り組み方を考え直さなければならない時期がきているのかもしれない。
(日記:午前中は村の社会奉仕。その後、「数学のホームページ」作り。午後は、事務所へAさんが遊びに来る。方言の校正作業を依頼される。その後、名古屋で5年間オカリナをやっていたNさんが、楽譜を持ってきてくれた。午後7時から猪野瀬公民館で行われた県議会議員のM候補の個人演説会に出かけた。)