みんなこの星に生まれた仲間
普段は 自分一人で生きているように思っているかもしれない
実は みんなつながっている
親子や身内だけがつながっているのではない
全ての人がつながっているのだ 普段は気が付かないけれども
人は誰でも 困った人を見ると 何とかしなければと思う
震災で被害を受けた人を見ていると 自分が何かできるかと 真剣に考える
普段は 厳しく非難しあったり 厳しい競争をしている 国と国も
困難なときには 心から援助を申し出る仲となる
単なる競争相手であって 憎むべき相手のように思うけれども
いざとなると 手をさしのべる仲なのだ
国と国は 繋がっている
地球に住むみんなは 見えない糸でつなげっている
東北の人たちと 東京に住む都会の 人もつながっている
福井に住む私たちとも つながっている
人は いつ どこで 誰のお世話になるかわからない
ふだんは厳しい競争社会に 住んでいるけれども
この星に住むものは いざとなれば
困った人に 助けの手を差し伸べる仲間なのだ
普段は 誰ともつながっていないように思うけれども
誰かがいつも後ろに 控えているのだ
そう思うなら ふだんから お互いが心を開き
仲良くできないだろうか いがみあわないで
私たちは みな「宇宙船地球号」という
小さな星の上で 奪い合い 傷つけあっている
たまたま時を同じくして この船に乗り合わせているだけ
人類の歴史に比べたら ほんの一瞬だけ乗り合わせいるだけ
何があっても この星から逃れられないのに
いざとなれば 助け合う仲なのに
困った人を助けるのは 誰のためだろうか
困った人のためで あるように見えて
実は 自分のためではないのか
勇気をもらっているのは 被災しなかった 私たちではないのか
私たちが 気付かせてもらっているのではないのか
みんな つながっていることを
この世に たくさんいる人たちと つながっていることを
私自身が この地球に生きている 証として
何かお手伝いをさせて もらえないだろうか 被災者の人たちの
(日記:午前9時から午後1時まで、『数学のホームページ』づくり。午後は、編曲作業。そして、部屋の片付け。捨てるものがあるとうれしい。被災者の皆さんのがんばりを見ていると、勇気をもらうことができる。自分も頑張らねばと思う。パソコンの中のファイルも整理。40数年前に作った曲も出てきた。「森のある町」というタイトルで作詞は同僚のWさんだった。市の音楽会にも発表した曲だ。懐かしい。懐かしがっているから整理は遅々として進まない。)