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サイバー・フライデー

26 3月

プログラミング漫画をプレゼン
 一昨年頃から昨年にかけて『楽しいプログラミング』なるハウツーものの漫画を描いた。内容は、プログラミング入門の漫画だが、そこで使われる言語は、『ICHIGOJAM BASIC』だ。一昔前なら、誰もが学んだBASIC言語の流れをくむコンピューター言語だ。

 今は、何百とプログラミング言語があり、仕事によって各人がそれらを使い分けているそうだ。始めてプログラミングを学ぶ子ども達には、この『ICHIGOJAM BASIC』言語がふさわしいという人は少なくない。

 ところで、この『ICHIGOJAM BASIC』だが、開発したのはJig.jp会長の福野泰介氏だ。そこで、是非、開発者の福野氏に見ていただきたいと考えるようになった。

 幸い、鯖江市にある福野氏の会社では、毎月最終金曜日の午後6時から10時に『サイバー・フライデー』が開催されていると紹介された。誰でも自由に参加できると言うことなので、少し遠かったが思い切って参加させていただくことにした。

 その日集まって来たのは、IT関係者のほかに、他の職種の人、県外の人など様々な人だった。また、福井高専の校長や教員、そして生徒までもが集まってきていた。

【サイバー・フライデー当日、福野氏と】 【会場となったjig.jp本社(鯖江市)】

 大広間で三々五々軽食を取りながら情報交換をしている。私もいろんな話を聞かせていただいた。そして、しばらく経った頃、その場にあるパワーポイントで自分の考えたプログラムなどを紹介する時間になった。

 私も、もしものことがあればと考えて、手刷りの漫画冊子とパワーポイントで資料を作って持ち込んでいたので、皆さんの前でプレゼンをすることができた。

 嬉しかったのは、会長の福野氏が喜んで下さり、出版したらと声をかけて下さったことだ。そして、「私に監修をさせてください」と言われた。その翌日から、漫画の隅々を読んで下さり、いろんなアドバイスをして下さった。また、付録的に受け加えておいた《2進法》については、上手く描いてあるところは褒めて下さった。

 早速、その日のうちにフェイスブックで、私の漫画を紹介して下さった。その後、「出版社を探しましょう」と言うことで、「見本を作って送って下さい」と頼まれた。

 そこで、自前の印刷で漫画本を作り、表紙と製本だけは印刷屋さんに頼んだ試作品を送らせていただいた。少しずつ、夢が実現しそうな方向に進んでいるのでは期待している。また福野氏を通してその道の先駆者とも言える人とも知り合いになれた。

 リアルな人と人との出会いは、どちらへ向いて進んでいくか分からない。そこから、いろんな人との新たなつながりが生まれることだけは間違いないと確信している。

 
 

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