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Archive for 2月, 2015

バランス

08 2月

バランスを失っていないか
最近、いろんなことが起こる。国内では、次々に起こる生命を軽視したさまざまな事件。そして、種々の詐欺事件。国外では相変わらず戦闘事件が頻発しかけがえのない命が失われている。

自然災害もまた同様に頻発している。全くの自然災害もあれば、自然や生命を軽視した開発等に起因するものも少なくない。「経済優先」を叫ぶ場合、一方ではそこから発生する副次的な作用についても事前にも配慮しなければならないと思う。

大野市の研修センターでミャンマーとインドネシア、そして中国の研修生に日本の文化や生活について講義(1、2限目)。最後にみんなで楽しくダンス(下段)。彼らの日本における生活が意義深いものになることを祈るばかりである。私にとって充実した時間になっている。

大野市の研修センターでミャンマーとインドネシア、そして中国の研修生に日本の文化や生活について講義(1、2限目)。最後にみんなで楽しくダンス(下段)。彼らの日本における生活が意義深いものになることを祈るばかりである。私にとって充実した時間になっている。

また、自由な経済活動は、どうしても勝者と敗者を生む可能性がある。経済活動が活発になれば、職種によっては人材不足が起こることになる。移民を受け入れなければならなくなる。自国と他国の労働者の間に差別を生まないようにするためには十分な配慮が望まれる。経済的な格差だけではなく、権利等における格差もなくするようにしなければならない。

経済的な豊かさと精神的な豊かさのバランスが何よりも大切である。開発においても経済効率と安全や自然保護とのバランス、都市と地方のバランス、男性と女性の働き方のバランス、権利と義務のバランス、文科系と理科系のバランス、……、これらが崩れたとき、予期せぬ不幸が私達を襲うのではなかろうか。

円高によって、儲かる企業とそうでない企業がある。これらの不平等バランスを取るのは政治の責任ではなかろうか。また、国を守ることと相手を理解し信頼することのバランスを取らなければ永久に平和は訪れないである。今は自己中心的な人が増えているのではなかろうか。この世の中、「良いとこ取り」はないと思う。

(日記 午前中は、自宅で数学。午前11時頃から午後4時頃まで、大学軽音学部OBのバンド練習に付き合う。夜は、ビデオを見る。)

 
 

ソフトのバージョンアップ

07 2月

毎年買い続けるワープロソフト
私は、ワープロソフトとして『一太郎』を使っている。絵を描いたり、写真を加工するときには、「フォトショップ」を使い、歌作りには「シンガーソングライター」を使っている。使えないソフトは数えられないぐらいある。

そのうち、ワープロソフトの『一太郎』だけは、毎年バージョンアップしている。ダイレクトメールが毎年送られてきて、その中のバージョンアップした部分に魅力を感じてしまうからだ。

購入したが、使い切れないだろうと思う。それでも有効に活用したいという願いはある。

購入したが、使い切れないだろうと思う。それでも有効に活用したいという願いはある。

今回は、昨年のものと比べて、「はかどる!数式メーカー」がついていたり、「音声読み上げソフト詠太5」や「電子書籍フォーマット」等の機能がアップしていることなどからついつい購入してしまった。

今日は、それらのソフトを入力して、毎日行っている数学のファイルを開こうとしたところ、「対応していないファイル形式です」との表示。一瞬、真っ青。ネットであれこれ調べたり、マニュアルを調べたが、どうにもならない。サポートで無償サポートを受けようにも、土曜日で休み。

1時間以上、あれこれ苦労をし、ネットで失敗した人の体験談を読み、あれこれやっているうちに、ようやく開くことができた。一度、電子書籍を作ってみたいと思うが、あれこれ忙しくて手が回らない。私にとっては、「ソフトのアップグレードは、夢を買っている」ようなものなのだ。

(日記 午前中は、数学の参考書作り。午後、購入したワープロソフト『一太郎』をインストール。その後、事務所の横の家庭菜園の除雪作業。水菜の畝の雪を取り除いた。近々、ビニールをかけたいと思う。春一番の野菜だからだ。プロの人はすでにビニールがけを終わっているが、我が家では毎年雪が積もらなくなってから始めることにしている。夜は、録画したビデオを見る。)

 
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幼児と共に

06 2月

のってくれた幼児達

子育て支援センターでのパフォーマンス。幼児達の参加のおかげで楽しい時間を過ごすことができた。

子育て支援センターでのパフォーマンス。幼児達の参加のおかげで楽しい時間を過ごすことができた。

今日は、「子育て支援センター」で“子育てマイスター”として活動する日だ。朝、少し練習して、近くの「子育て支援センター」へ向かった。

母親や祖母といっしょうに幼児達が集まっていた。準備していると、一人の幼児が近づいて来た。両手を出すとさらに近づいてきた。だっこをさせてくれた。懐かしい感触だった。と言っても、思い出すのは我が子のだっこの思い出ではなく、孫達の感触だが。

10時半から、家内がリードして手遊び3曲。いずれも親子でする遊びだ。その後、創作紙芝居『元気な声で はーい』を演じた。紙芝居の絵をゆっくりと引くと動物が現れるのだ。動物の身体の一部を見た瞬間に「うさぎー!」とか、「ぞうさん!」とか、「くまさーん!」とかの声がかかってくる。

前の絵を完全に引いたあとに、動物の全身が現れるのだ。ここでみんなと一緒に声を合わせて「いぬさーん!」などと呼びかけると、次の瞬間、返事をしている犬の絵が現れるというわけだ。このようにして、次から次へと動物の名前を当て、呼びかけるというわけだ。

紙芝居の後、参加している児童の名前をみんなで声を合わせて呼ぶと、大きな声で元気よく「はーい!」と応えてくれた。この後、再び、手遊び歌を2曲歌い、最後に、私の作った子育て支援センターの歌「カン、カン、カンガルー」を歌い、みんなで踊って出番を終えた。幼児の参加のおかげで楽しい時間を過ごすことができた。

(日記 午前中、自宅で歌の練習をして、10時半より家内と一緒に「子育て支援センター」で“子育てマイスター”としての活動。幼児達と楽しい時間を持つことができた。午後は、久々に数学。)

 
 

市内を散策して

05 2月

目立つ空き家
最近、ウオーキングには住宅地を歩くことにしている。昨日は中心市街地。今日は、途中まで車で出かけて郊外の住宅地をあちこち散策した。新しい住宅もあれば、空き家で売り地になっている住宅、朽ち果てている住宅などいろいろ目に付く。

昨日歩いた商店街でも、駐車場が目立つようになった。空き家になった後、取り壊して駐車場にしたからだ。かつては、専門店が軒を連ねていたが、今は、ショッピングセンター、ホームセンター、スーパー、コンビニなどができて、それらの店のほとんどが姿を消してしまった。

郊外を歩くと、車では気がつかなかった建物をじっくり見ることができる。

郊外を歩くと、車では気がつかなかった建物をじっくり見ることができる。

人口が減り、職場が広域化すると、小さなまちでは品数の多い専門店の営業が成り立たなくなってしまった。おまけに、ネットにおける商品販売が盛んになっている。

今は、ネットでも、翌日か、次の日に必要なものが届く。私も、時々利用する。不安がないわけではないので支払いは、代引きか銀行などの送金を利用している。品物も、大事なものはメーカーを確認して注文している。

今、地域の活性化が課題になっている。衆参の予算委員会でも、大いに話題になっている。今後、各地でも地域の活性化が問題になろうが、私の考えは、「地域でいかに豊かに暮らすか」と、「いかに,地方にいながら中央に繋がるか」ではないかと思っている。

(日記 午前中は、紙芝居の追加の絵を描いた。途中でパソコンがフリーズし、描いた絵が消えてしまって1時間あまりが無駄になった。常に参院の予算委員会を聴きながらの作業だった。午後は、1時半から家内とウオーキング。今日は、途中で車を止めて郊外の住宅地を散策しながらのウオーキングだった。帰宅して紙芝居の仕上げ作業。)

 

 

農業の明日

04 2月

『農事組合法人かたせ』の監査
私は、村の『農事組合法人かたせ』の監査委員になっている。今日は、集会場でTさんといっしょに監査を行った。農業従事者が高齢化し、後継者もいない地区の田畑を守るために、組織を作って米作りを続けているが、中心になって活動している者も高齢化している。

そんな中で、今年の米の収穫量も少なかった上に、JAへの売り渡し価格も下落し、経営的にはなかった。補助金がなかったら、赤字になっていただろうと思う。私達は、収穫した米をそれなりの価格で購入している。「縁故米」として親戚等にはさらにその価格より少し高めに販売している。いずれにJAへの売り渡し価格よりは、かなり高めである。

そして、利益のいくらかは今後のために蓄え、さらに組合員に配当金として配っている。少しでも、法人の利益を上げるためには、一般の人たちへの販売量を増やさなければならない。

当番として、組合の稲刈りの助手を務めた。(2014.9.28)

当番として、組合の稲刈りの助手を務めた。(2014.9.28)

このあたりのことを監査の後、話し合った。HPで知らせる程度では簡単に販売量を増やすことはできない。なぜならば、私達の米を買って下さる可能性ある人達は、おそらくネットを見ない人が多いのではないかと思う。

こうしたとき、私達のような小規模な組合ではものを販売するには、大手の流通に乗せることは不可能であろうし、また,乗せた場合には安価でしか引き取ってもらえないであろう。収穫量から言っても、私達個々の人間関係、ネットワークによって販売するのが有効ではないかと思うのだが、どうなんだろうか。ただし、購入者には、価格面、または何らかの農産物などによる付加価値が必要ではないかと思う。

(日記 午前中、紙芝居の絵の印刷作業。厚紙にA3ノビで印刷した。衆院の予算委員会を聴きながらの作業だった。午後は、天気もよかったので、ウオーキング。事務所に車を置いて市街地をウオーキング。市街地の商店街も、少しずつ住宅地が抜けて駐車場になっていくようだ。午後6時より集会場で『農事組合法人かたせ』の監査。)

 
 

果たして幼児に通じるか?

03 2月

“子育てマイスター”として
今週の金曜日に、子育て支援センターで“子育てマイスター”としての出番があるのだ。対象は0歳から3歳までの幼児とその保護者で、合間に『子育て講座』を行うのだ。私は、知人の勧めでめで“子育てマイスター”に登録されたのだが、まったく専門外の活動だ。

幼児向け紙芝居の表紙。

幼児向け紙芝居の表紙。

しかし、活動のほとんどは家内と一緒に行動している。私達は、二人で一人前というわけだ。主に、手遊びや歌、そして、簡単な紙芝居を上演している。その間、短く『子育て講話(子育てのヒントなど)』を挿入している。

参加しておられるのは保護者とその幼児なので、話しばかりでは間が持たない。手遊び歌では、私が、ハーモニカとギターなどで伴奏し、家内が歌い、手遊びを実演するのだ。

ここ数日、数学を休んで、幼児向けの紙芝居を作っている。しかし、1,2歳中心の幼児を相手に紙芝居をするのは簡単ではない。先ず紙芝居に注目してもらうだけでも苦労する。

幼児との勝負だ。幼児にそっぽを向かれたら私の負け。シンプル内容で幼児も参加できるようにするにはどうしたらよいか、いろいろ考えて簡単な絵を描いた。幸い、息子には3歳の幼児がいるので、参考になることが多い。金曜日の出番が楽しみだ。

(日記 朝から、紙芝居の印刷。A3ノビの厚紙を使って時間をかけて印刷した。調整しながらの印刷だったので、ほぼ一日かかった。)

 

再び「人間信頼の感情を育てる」

02 2月

古くならない恩師の言葉
 今から48年前、私は教員3年目で、N校長の下で働くことになった。小学校時代にも、このN先生はおられた。授業を受けたことはないが、「先生を描く写生大会」があって、私はN先生を描いたことを覚えている。

『爺ちゃん勉強』の後の孫達との語らい。楽しいひとときだ。

『爺ちゃん勉強』の後の孫達との語らい。楽しいひとときだ。

このN校長は学校目標として「人間信頼の感情を育てる」を掲げられたのだ。N先生の指導法は、直接あれこれせよということはほとんどなかった。私達、若い教員(当時私は24歳)に対しても指示や命令をされることはほとんどなかった。

しかし、私達は、先生の背中(言動)から多くのことを学ぶことができた。そして、私にとっては、恩師の一番に上げることができ、尊敬できる先生だ。私生活でも父親のごとく、お世話になった。

今の世の中、経済や効率。自国の利益や自分の利益を求め過ぎて、おかしくなっているように思う。人間信頼の逆を進んでいるように思えてならない。そして、国と国との格差、国の中での格差が広がるばかりのような気がする。

ピケティー教授の本が売れるのも、わかるような気がする。結局、世の中、人間同士の信頼感が失われ、暴力や武力に頼らざるを得ない状況になっているように思えてならない。この調子では、平和は遠のくばかりのような気がする。改めて、私達は、「人間信頼の感情」を育てることに力を入れなければならないのではなかろうか。

(日記 朝から、終日、幼児紙芝居の絵を描き続けた。午後7時から横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。)

 
 

おふくろさん

01 2月

演歌「おふくろさん」を聴いて
昼ご飯を取りながら『NHKのど自慢』を見ていたら、年配のおじさんが森進一さんの「おふくろさん」を歌いながら、感激しておられた。何度聴いても心に染みる歌だ。

午後は、紙芝居の絵を描きながら、ラジオを聴いていたら再び「おふくろさん」が流れた。いい歌だと思った。何番を読んでも心に響いてくる詩だ。

♪……お前もいつかは世の中の 笠になれよと 教えてくれた あなたの あなたの 真実 忘れはしな い……(1番より)♪(作詞:川内康範)

母に捧げる歌母が病院で亡くなった直後、あちこちへ連絡に走る車の中、ずっとこの歌が頭の中を駆け巡っていた。高1の4月に父が亡くなり、女手一つで私達兄妹3人を育ててくれた母親の苦労は想像に絶するものであっただろう。

母親の三十三回忌に当たり、私も演歌『母に捧げる歌』を作った。しかし、こんなことでは母の恩に報いることはできない。母親の亡くなった年を20歳も上回ってしまったが、やはり、母親は私の頭上にある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『母に捧げる歌』( http://inakamon.net/song/s_haha.html )

(日記 午前中、先ず最初に除雪機で家の周囲を除雪。その後、家の整理整頓。そして、紙芝居の絵描き。午後も作業を継続。)

 

 

 

 
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