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志を立てざるべからず

31 1月

『吉田松陰一日一言』より
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』がスターとした。あまり人気がないという。総理のふるさと山口が舞台だ。以前に何度か、修学旅行で高校生達と吉田松陰のふるさと萩や松蔭の私塾「松下村塾」を見学した。

味わう言葉がたくさん載っている本。

味わう言葉がたくさん載っている本。

この地を訪問するに当たって、松蔭の時代の歴史を事前に学ばなければ、「松下村塾」と言っても、単なる小さな一軒家にしか過ぎず、訪問の目的を果たせないと考えたものだ。

数日前、図書館で『吉田松蔭一日一言』を借りてきた。大河ドラマも見ているので何か得るものがあるだろうと考えてのものだった。サブタイトルに「魂を鼓舞する感奮語録」とあるように激しい言葉が並んでいた。

「道の精なるとならざると、業の成ると成らざるとは、志の立つと立たざるとにあるのみ。故に士たる者は其の志を立てざるべからず。夫れ志のある所、気も亦従ふ。志気の在る所、遠くして至るべからざるなく、難くして為すべからざるものなし。」

訳】人としての生き方が正しくすぐれているかそうでないか、また、仕事や勉強などがうまくいくかいかないかは、志があるかないかによる。

 だから、武士たる者は志を立てないわけにはいかない。つまり、志があればやる気もまたそれに従うものである。志とやる気があれば、目標が遠すぎて到達することができないということはなく、また、難しくてできないということもない。

なるほどと思う。誰もが味わうべき言葉であると思う。楽しくやらねばと思う。励まされる言葉がたくさんある本だ。

(日記 午前中は、事務処理。午後は家内と「市営プール」へ行く。もっぱらプールの中を歩き、少し泳ぎ、サウナ、ジャグジー風呂を二回りして帰宅。外は雪だが、中は夏。汗をかいていい気分だった。帰宅して孫の学習計画立案。)

 
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