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地域への関心

25 11月

家庭と職場で完結する日々の生活
現代人の生活は大人も子どもも家庭と職場(または学校)の往復で完結しているように思われる。子どもなら、自宅と学校を往復し、それに習い事などで教室や練習場等を往き来すれば生活は成り立つ。
自由な時間があれば、テレビやゲームなどで過ごすことができる。少し大きくなれば携帯家ネットがあり、友達との連絡はメールで済ませることができる。大人もよく似ている。

職場が広域になれば、自由な時間はそんなに多くはない。土・日は身体を休めたり、家事や家庭サービスなどに追われて,とてもではないが、地域で活動する精神的な余裕はないように思われる。
先ず最初に自分の生活があり、よほどでないと、地域の活動に精を出す現役世代は少ない。そうした時代を過ごした者が次の世代を育てても、地域に関心を持つものが育つ可能性はきわめて少ない。

地域社会が崩壊していくのは明らかであろう。そして今、地域社会の崩壊が問題になり、「地域再生」が声高に論じられている。今回の選挙でも、それらが問題になろう。
しかし、一度災害が起こると、地域に無関心であった者も地域に関心を持たざるを得なくなる。最近の日本はまさに“災害列島”である。自然災害が頻発している。そうした地域では、地域に目を向ける人が少なくない。そうなる前に、地域に関心を持つ人が増えることを期待する。そして、その鍵は、子ども時代の過ごし方にかかっていると思う。今日の活性化委員会では先日の「いのせ文化祭」の反省と共にこんなことも話し合った。

(日記 午前9時半より、猪野瀬公民館で「11月活性化委員会」の定例委員会を開催。文化祭の反省と共に、今後のまちづくりや地域の現状について話し合った。今日はNHKの記者が猪野瀬地区に入り、いろいろ取材している。地域の特色やまちづくりなどについて地域内を取材しているようだ。午後は、事務所で数学。なかなか思うようには進まないが、それでも毎日取り組めば少しずつは進んでいくだろうと思って焦らずに取り組んでいる。“毎日パワー”に期待しているところである。 )

 

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