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Archive for 11月 17th, 2014

『3丁目の夕日』を見て

17 11月

診察待合室で
 昨日、済生会へ行った際、眼科の待合室で順番を待っていたが、その横に、たくさんの漫画『三丁目の夕日』が置かれていた。映画は見たことがあるが、漫画はあまり読まない。あまりにもたくさんの同名の単行本が置かれていたので、読む気にもなれなかった。

 しかし、自分の番がなかなか来ないので、そっと手に取ってみた。「昭和30年代の夕日町三丁目を舞台に描かれる懐かしき世界……」とあり、何となく気になってページを開いてみた。

 たくさんの単行本が出ているが、短い話が集まっている感じだった。そこで、その一つを読んでみた。なるほどと懐かしさで一杯だった。私も、何年か前に、自分の子供時代(昭和30年代)の自分の生活を詩らしきものにしていたので、漫画を読んで感動した。このブログでそれらを紹介できたらと思う。

・・・・・・昭和時代の子ども(7・5調)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

風 呂
 風呂を沸かすは  子の仕事
 手押しポンプで  水汲んで
 バケツに入れて  水運び
 胸まで差し上げ  風呂ヘジャー
 小学生には  重労働
 五回・十回   くーたくた

 おまけに釜から  水漏れだ
 火が消え煙が  もーくもく
 目痛い涙が  ポーロポロ
 薪持った手で  涙拭きゃ
 顔中炭で  インディアン
 笑い事では  済まされぬ
 外へ突進  二度三度
 新鮮空気で  元気つけ
 またまた煙の  中へ行く

 風呂が沸いたら  お隣へ
 「湯、入んに来とくんねんしぇー」
 当然ふれ事  子の仕事
 同じ湯再度 沸かした日
 「古湯ですけど、入んに来とくねんしぇー」
 またまた近所を  一回り

(※ 今はボタンを押すだけで、風呂に水を張って沸かしてくれる。しかも、好きな温度に設定できてぬるくなったら熱くしてくれる。熱過ぎずぬる過ぎず、保温までしてくれるのだ。昔は一体何だったのだろうかと思ってしまう。)

(日記 午前中は、数学。午後は、文化祭準備。)