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山道作り 

03 8月

年中行事
年に2回、背後の大師山の整備が行われる。一度は、大師山の林道の草刈りで、もう一回は大師山の登山道の整備だ。そして今日はその登山道の整備。整備の区間はローテーションで毎年変わる。

私たちの班は、村の上から大師山の頂上近くの峠までが作業区域だ。午前6時半に集会場へ集まり、3グループに分けて車で中腹へ。私は、中腹から下へ向かって主に山道の両側にある草や木の枝を草刈り機で刈り取った。

『中休み場』の標柱が残る大師山登山道の休み場。思い出の場所でもある。

『中休み場』の標柱が残る大師山登山道の休み場。思い出の場所でもある。

途中で、『中休み場』の看板が見つかった。山道の片側に、休むための台状の部分があった。子供時代には、ほぼ毎日、薪を取るために、大師山の後ろ側の村の共有地まで薪を運びに出かけたのだ。

薪を担ぐ縄が肩に食い込み、子どもにとってはかなり重労働だった。そんなとき、所々に作ってある『上休み場』、『中休み場』、『下休み場』などにたどり着くとくとホッとしたものだ。

今の、若い者や子どもたちに話しても、理解されないだろう。背中に担いで運んだこれらの薪は、煮炊きや風呂等に使う貴重な燃料として一年中使ったのだ。今のガスや電気に相当する大切なものだった。昔を思い出しながら、休み場の周辺の草を刈った。

(日記 午前6時半に集合して大師山の山道整備に向かった。作業を終えて、下山後、集会所前でしばし歓談。シャワーをしてホッとした。その後、少し数学。午後は、孫達とプール。孫達は3時間ノンストップで遊んでも,自分からは帰ろうと言わない。ある意味ではありがたいことだ。)

 
 

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