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終日数学

17 8月

不安の中での作業
今私は、数学の参考書作りに、自分の自由時間の半分ほどを使っている。しかし、時々頭をよぎるのは、こんなことをしていて高校生の役に立つのだろうかと思ってしまう。膨大な時間を使って何の役に立つのだろうかとも思ってしまう。

説明するための図を1枚描くのに、1時間ほどかかることもある。一つの『重要例題』の説明に数枚入れることもあるので、1日1問も完成しない。時々不安が頭をよぎるがそれでも“毎日パワー”を信じて取り組んでいる。

膨大な時間がかかるということは、作るためには膨大なエネルギーを必要とするが、完成すれば、簡単にはできないだけに価値があるだろうと自分を納得させている。

今日は孫たちが、恐竜のショウを見に出かけたのでもっぱら数学。目が疲れた。既に、現役時代や、退職してから、ずっと続けて参考書としては、完成していたが、今は、すべて、一部に「高校生(キャラクター)」の会話を取り入れて作り直しているので時間がかかるのだ。

かつての高校生(指導した生徒)や、一部の現役高校生は、価値を認めてくれているが、他の現役高校生はその価値がわからないだろうと思う。今年のセンター試験を解いてみると、ほぼ全問私の参考書の「セオリー」が出題されている。このことを示さないと私と全く縁もゆかりもない高校生たちは、その価値を認めてくれないだろう。そんなわけで、この参考書に価値を持たせるには、まだ時間がかかりそうだ。

(日記 終日数学の参考書作り。孫たちは、朝、恐竜のショウを見るために出て行って、夕方帰ってきた。再び、我が家は賑やかになった。)

 
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