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創作紙芝居『平泉寺物語』の短縮作業

30 8月

短くすることの難しさ

巻物に年表を書いて話を短縮することができるか、悩みながら作業を続けた。

巻物に年表を書いて話を短縮することができるか、悩みながら作業を続けた。

 私は、童話を書いたり、紙芝居を作ったりするが、つくったものを短くすることは大変難しい作業だ。それもこれも、思い入れがあって削除することができないからだ。

 自分の作った紙芝居を使いたいという申し出があった。しかし、私の紙芝居は40分ぐらいかかるのだ。それを15分に短縮しなければならない。

 短縮したために、平泉寺の歴史がはっきりしないのでは本末転倒になる。どうしたら、紙芝居の絵をカットできるかだ。短くするのはいいが、歴史がぼやけてしまっては何にもならない。

 時間を短縮するが、内容を短くしないために、“巻物”を使えないかを検討している。項目は書くが、文章は書かないで時間を短縮できないかを考えながら一日作業を続けた。

 果たして、平泉寺の歴史の流れを、筋書きを残しながら15分で演じることができるかどうか、大きな課題だ。捨てることの難しさ。これも“断捨離”のように本当に難しい。 

『平泉寺物語』の一場面。修行をする泰澄大師とその弟子達。

『平泉寺物語』の一場面。修行をする泰澄大師とその弟子達。

(日記 午前中は、創作紙芝居『平泉寺物語』の短縮作業。午後も作業を継続。午後7時半より、銭太鼓の練習。)

 
 

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