一日道場で過ごす
今日は村の『御法事』と『戦没者法要』。村の各班が持ち回りで登板を務め、世話をするのだ。午前中は、読経の後、説教。
浄土真宗の教えを身近な話を織り交ぜながら、ユーモアたっぷりに僧侶が説教してくださるのだ。子供時代から、説教は聞きなれている。話を聞いていると、自分を見つめ直すよい機会になる。
寺にお参りするのは、当番のほかは主に高齢者だ。昔は、道場いっぱいに区民が集まったのだが、最近は随分お参りが少なくなった。
この調子ではこれからもこの傾向は強まるだろう。宗教は、時には世の中を危うくするが、一般には世の中をよくするために役立つことが多い。
命を大切にしたり、人と好ましく交わったり、争いを避けたり、自分自身に目を向けて自分を律するなど様々な生きる知恵が働いていると思う。宗教が軽視されると、世の中自体が危うくなるのではないかと気にかかることも少なくない。
(日記 今日は、村の『御法事』。午前、午後と村の道場で過ごす。自分を見つめなおすよい機会となった。夜、孫達と久々にウェブカム。楽しい時間をもつことができた。)