創作の楽しさ
目の前のテレビで『ごんぎつね』などの作者・新美南吉についての番組が放映されている。作家と言われる人は、「うまく童話を書くなあ」と感心してしまう。特に、短く上手な作品を書く人は素晴らしい。私には絶対できないのでうらやましい。
書くことを含めて、創作活動は素晴らしいと思う。無から何かを産み出す作業は尊いと思う。私も童話や歌を作っているが、なかなか満足する作品は作れない。それでも、創作して完成した瞬間は充実感がある。
しかしこの頃、何となく忙しくて創作どころではない。童話を書いてみたいし、それを紙芝居にして子供の前で演じてみたい。拙い作品でも喜んでくれる子供の顔を見ると作ってよかったと思う。
いつも思うが、何を作品にするかが問題だ。普段から考えていないとなかなかいいアイディアが浮かばない。この頃は若い頃に比べると創作に時間がかかるように思う。作り出したら、今も若い頃も変わらないが、出だしが大きく異なるように思う。
時々、アイディアが浮かぶが、それをすぐに書き留めておかないと、しばらくしてからでは思い出せない。いつでも、メモ帳を持っていないと不安だ。小型のノートを何冊も持っていていろいろ書き留めているが、時にはノートのある場所さえ忘れてしまうこともある。
人生のかなりの時間をモノ探しに費やしているように思われる。今は、東北に繋がる新しい歌を作ってみたいと思って、あれこれ考えているがなかなかいいアイディアが浮かばない。年に2曲を目標に焦らずに創作活動に励みたい。
(日記 午前中は、カラオケの楽譜作り。午後1時半より明日の『勝山・猪野瀬地区戦没者慰霊祭』の準備のために、長山公園へ出かけた。しばらく作業をして帰宅。その後、久々に紙芝居の絵描き。後2枚になった。早く完成させてお年寄りの前で演じてみたい。といっても、私もその年寄りだが。)