自分の身体をコントロール不能
最近、ロシアに隕石が落下し、大きな被害を与えた。その隕石によって恐竜が絶滅したと言われている。隕石の衝突は想像を絶する破壊力があるという。恐竜を絶滅させた隕石は、直径が10キロを超え、重さ1兆トン、地球に衝突するときの秒速30キロメートルで、衝突時の温度は百万度以上にもなったそうだ。
このとき、ほとんどの恐竜は絶滅したが、全ての生物が絶滅したわけではない。ここで生き延びた動物の中から人間が進化してきたのだから。大きな身体の恐竜は、自分の身体をコントロールできなかったのだろうか。
さて、ここまでは恐竜の話。これを国家に置き換えてみるとどうなるだろうか。大きな国家が自国を生き延びさせるのは簡単ではない。恐竜が少しの温度変化で絶滅したように、国家もどこかそのようなところがあるように思えてならない。
大きな身体の恐竜(国家)が生き延びるために、餌を食べなければならない。恐竜同士は、常に餌の奪い合いをしているのだ。少しでも良質な餌を獲得しようとしてうろつき回っているようだ。
しかし、ギリシャ恐竜は、生きるのに四苦八苦している。中国恐竜は、餌があるかもしれないが、餌場の環境が悪化している。それと同時に身体が大きいのでさらに餌場を広げようとして隣近所の恐竜と常に争いを繰り広げている。
我が富士山恐竜はどうにか生き延びているが、アメリカ恐竜がTPPという餌場を求めて我が冨士山恐竜の餌場場へ侵入してきそうだ。富士山恐竜は、今のところ体力が弱っているが、元気を回復できるだろうか。阿倍調教師の思うように冨士山恐竜は生き延びられるのだろうか。
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三種類の餌を食べて、TPPという餌場でアメリカ恐竜と共存していけるのだろうか。本物の恐竜が絶滅したように我が冨士山恐竜がそうならないように祈るばかりだ。ここが正念場だ。
(日記 午前中、大正4年以来の区の総会会議録を読んだ。そして、午後から『かたせ瓦版』の編集を始めた。午後7時から、中年会と『役員との語る会』に出席。楽しく話し合うことができた。いい話も聞けた。)