招待券をもらって東京へ
今日は私の70回目の誕生日。世間でいうところの古希だ。さすがに、「思えば遠くへ来たもんだ」という気持ちだ。古希を過ぎた先輩たちも、多方面で頑張っておられる。私も、無理せず、自分のやりたいことを選択し、優先順位をつけて頑張りたいと思う。
今回の東京行のきっかけは、東京で仕事をする長男から六本木の東京ミッドタウン・ガーデンデ内の21_21デザインサイトで行われる『デザインあ』展(主催:21_21DESIGN SIGHT、三宅一生デザイン文化財団、NHKエデュケーショナル 後援:文化庁、経済産業省)の招待券を送ってくれたからだ。
この展覧会は、NHK教育テレビで放映中の『デザインあ』を、展覧会という形で発展させた企画とのことだ。息子の勤める会社(tha ltd)の社長中村勇吾氏が他の二人と共に展覧会ディレクターを務めていて、同社が作品を展示しているからだ。
それならば、ついでに次女のところへ2泊して、次は横浜の息子のところへ2泊するつもりで勝山を出てきた。都内の山手線などを乗り継ぎ、ようやく会場へたどり着いた。
デザインの重要性を改めて確認した次第である。どんなものにも、デザインは必要である。デザインは、ファッションや広告などばかりでなく、日常品から、機械、自動車、食品、衣類、・・・・・など、世の中にあるすべてのものに深くかかわっている。
そのことを強く感じた。息子は会社に勤めているというよりも、中村勇吾氏(NHKプロフェッショナルに登場)に弟子入りして修行をしているという感じだ。奥の深い道だが、ただただ成長を祈るばかりだ。
東京へ出てきたついでに、『ビックロ』の入口にある「動くポスター(私は勝手に呼んでいる)」を見るために新宿へ向かった。これも息子が制作にかかわったというので、この目で見ておかなければと思って出かけたものだ。
この「ポスター」の前で次女と待ち合わせをした。その後、外食をし、娘の下宿先へ向かった。今晩と明日はここをベースにして都内を見学するつもりだ。
私が若いころ憧れていた東京で、長男と次女が働いている。私は、子供たちが健康で東京で頑張ることを祈るばかりである。家内は風気味でいつものようには元気がなかった。それでも次女に会えてうれしそうだった。
(日記 午前9時に自宅を出て東京へ向かう。東京・六本木の東京ミッドタウンで、息子たちの会社が出品する『デザインあ』展を見学。続いて新宿の『ビックロ』入口の「動くポスター」を見る。ここで次女と合流し、食事をとって、娘の下宿先へ向かう。ミニミニケーキで私の70歳の誕生日を祝う。長嶋監督は、今日、盛大に誕生日を祝っていることでしょう。)