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1年ごとのサイクルでなくても

08 1月

2年を一区切りにしても
  米作りは、通常1年でワンサイクルだ。しかし、世の中の全ての行事やイベントのサイクルを必ずしも1年にしなくてもよいのではないか。オリンピックは4年に一度だ。我が村にある仏母寺の延命地蔵は33年に一度しか開帳しない。

  毎年やればいい行事やイベントもあるだろうが、時と場合によっては、2年に一度であってもよいのではなかろうか。この頃は、誰もが忙しい。働き方も、昔とは異なる。職場への通勤範囲も広がっている。朝出かけて夜遅く帰宅する人も少なくない。

  そんな中で、全ての行事やイベントを昔と同じペースでやったら、忙しくて、おざなりになるか、中止を余儀なくされてしまう。1年を730日(365日×2)と考えれば余裕を持って取り組むことができるだろうし、経済的な負担も少なくなり、充実した行事ができるだろう。

  毎年行える行事は、それでよいが、毎年実施するのが負担になるならものなら2年に一度、3年に一度で実施するだけでもよかろう。ある行事は奇数年に、ある行事は偶数年に行うように決めれば、負担感も少なくなり、中止する必要もないだろう。

 そして、一つ一つの行事を中身の充実したものにできるのではなかろうか。これは、地区でも、市町村でも、学校でも、どこでも当てはまる考え方だと思う。人によって忙しい時期が異なるからだ。

  退職した者と、子育て真っ最中の者では、時間的な余裕が全く異なる。私にも、夏休みの貴重な休みに、地区の行事が立て込み、子供を海水浴に連れて行くのも困難だったことを覚えている。最近、地域の行事に参加しない者が増えている。

 それは、行事が重なることが多いので、年代によって取捨選択するからだ。市の行事も秋になると、一日に三つか四つ重なっている。人の集まりもよくない。大人も子供も日々の生活が忙しくなっている。

 私の願いは、一つ一つを充実したものにするために、実施するペースを考え直してはどうかというものだ。そうでないと、せっかくの貴重な行事やイベントが中止に追い込まれてしまうと思うからだ。

人間に捨てられた子犬たち。(『のら犬物語』より)

(日記 今日は珍しく外へ出る用事はない。紙芝居作りに専念することに決めた。今は、子供の紙芝居と大人の紙芝居を並行して進めている。今日は、大人の紙芝居の下調べ、子供の紙芝居の方は登場する子犬を4匹描いた。終日、机にしがみついていたので、腰と眼が疲れた。休憩を取りながらやらなければならない。)

 
 

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