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ダルビッシュと桑田選手の言葉

26 1月

野球を透して何を学ぶか
  運動系の部活動の体罰が問題になっている。そんな中で、元巨人の投手の桑田さんが「体罰反対の立場」でいろいろ語っている。今日も何気なく、テレビを聴いていたら(ながら族)、桑田選手が語っていたので、途中だったがビデオに録った。

  その中に、「監督は、選手を決めることとサインを出すことしかできない」と言っていたような気がする。後は、選手が自分の判断で行動しなければならないと。従って、監督の思い通りに動く選手を育てるのではなく、自ら考えて動ける選手を育てなければならないとも語っておられた。

  桑田さんは、今何十連敗かしている東大のコーチもしているとのことだった。また、アメリカで野球の練習を見るが、怒鳴ったり叩いたりしている場面を見たことがないとも語っていた。

  「野球は失敗するゲームだ。プロの選手でもエラーはするし、うまくは打てない。10本中7本はミスするのだ。三振も少なくない。その失敗の数を少なくするために練習しているのだ」と言う。

  失敗したからといって、怒鳴ったり殴ったりしても上達はしないと言うのも頷ける。野球を止めた後、プロになれなくても、その後の人生に役立つのは自分で考えて行動すること大切だとも。全く同感だ。

 時代も変わったのだから、理論的に指導しなくてはならないとも言っておられた。今は、理にかなった指導法が求めているのだ。桑田選手の話には説得力があった。

朝のテレビ『モーニングバード』の中の「人物大辞典」に登場したダルビッシュ選手の言葉。

 一方、日米のプロ野球を経験しているダルビッシュ投手の言葉がテレビで映されていた。その要約した言葉を慌ててデジカメに録った。これも大切な言葉だ。

 『日本スポーツ界は固定観念に縛られて選手が力を出し切れていないところがある。』
 『子どもに理想を押しつけない。自由に好きにやらせることが成長を促す。』

 どちらも大切な言葉だ。子どもの特長を伸ばしながら、のびのびと育てるか、欠点を矯正することを強いることから育てるかの違いのような気がする。

 桑田選手とダルビッシュ選手の両者に共通した部分が多いと感じた。力ではなく、理にかなった指導をして、子どもにスポーツや文化活動の楽しさを気付かせてもらいたいものだ。

(日記 朝一番に、小2の女の子が妹を伴ってばあちゃんと一緒に我が家へやって来た。一昨日配布した『かたせ瓦版』に掲載しておいた7つの「違い探し」の答えが分かったからだ。早速、お菓子2種類と文房具(スティック糊)を粗品としてプレゼントした。この子はきちんと挨拶できるし、ちょっとしたことを話せる仲になった。その後、昼まで区の事務処理。午後は、紙芝居の絵を描いた。凝り出すときりがない。しかし、安易な妥協もしたくない。そんなことを考えながら、絵を描いていた。夕食後、一つの想いを持って自作演歌の編曲をした。今、密かに演歌について何かしようとしている。)

 
 

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