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もしも政治漫画が描けたなら

11 1月

風刺の効いた漫画を描くには
  最近の世相をみていると、「もしも政治漫画が描けたならこんな漫画を描きたい」と思うことがよくある。政権が代わるとこんなにも、何もかもが代わるのかと驚くばかりだ。

  新政権は、前の政権の政策がよい悪いに関わらず、全てを跡形もなく消してしまっているように思える。原発の再稼働、子ども手当や、高校の授業料の無償化、補正予算の額、経済政策、……、全てが変わりそうだ。

『親鸞聖人物語』に登場する法然上人。

  TPPは反対と言っていたが、交渉に入るだろうと思う。夏までは表だった動きが少ないだろうが、その後はどうなるか分からない。アメリカ一辺倒になると、押し切られる可能性が強い。

 これが政権交代かと驚いてしまう。果たして世の中が予想通りに動くのだろうか。朝テレビを見ていたら、やらせメール問題を起こした九州電力が役員の数を3人増やしていたことについて、電気料金の値上げを審査する委員会で問題になっていた。

  しかも、役員報酬の平均が3,000万円だということ、それでも報酬額を下げたとのことだった。いったいいくらもらっていたのかと気になるが、これらが、全て原価として値上げする電気料金に反映させるというのだ。これが総括原価方式という仕組みだ。

   もしも政治漫画を描くならば、材料はいくらでもあるような気がする。やはり、風刺を効かせなければ政治漫画にはならない。時間があれば遊びに描いてみたいと思うが、これ以上間口を広げるわけにもいかない。

  参院選まではどの党も当選第一で行くだろう。政治家の動きをよく見て、何が次の世代のためになるのか、信頼できる政策を実施できるのかをじっくり見なければならない。

 それにしても、政権の交代がこんなに大きく物事を変えるのかと感心する。今の政権の処方箋が正しいのかどうか、病んでいる「日本」の健康回復に役立つのかどうか、結果は二、三年後には出るのではなかろうか。よくなることを期待したい。

すずめの家族と少年の交流を描いた創作紙芝居『子すずめチュンチュン』の主人公。背景は借り置き。

(日記 今日は、特別なスケジュールはない。こうした日は創作三昧。同時並行的に二つの創作紙芝居の絵を描いた。といっても、一つは、『親鸞聖人物語』の親鸞聖人の幼年期、壮年期、老年期の顔を3種類、創作童話紙芝居の「すずめ」の絵を3枚描いた。眼が疲れたので、パソコンから離れるために、年末に枝打ちをしてもらった樫の木の枝の始末をした。のこぎりで細かく切った。雪が降らなければ近いうちに、軽トラでゴミ処分場へ運びたいと思う。)

 
 

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