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雑談の効用

08 12月

猪野瀬区長会研修旅行に参加して
     今日は猪野瀬区長会の研修旅行。午前7時45分に猪野瀬公民館を出発。一路小型バスは、冬の北陸道を通り、小矢部・砺波ジャンクションを経由して氷見市へ。ここで、昼食休憩。

加賀二代目藩主前田利長公の菩提寺である国宝『瑞龍寺』の総門前にて。

  その後、加賀二代藩主・前田利家公の菩提寺である国宝『瑞龍寺(曹洞宗)』を見学。加賀百万石の威光を目の当たりにした。江戸時代に作られた建物の多くが残り、400年あまりを経過した欅の柱が歴史の重みを感じさせてくれた。

 木材加工の機器や建設重機のない時代にこのような立派な建物が建てられ、台風や地震などの襲来にも負けずに、今日までその姿を留めていることに感銘を受けた。

 当時の棟梁の技術に敬意を表したい。いつかも書いたが、東京スカイツリーも、法隆寺の五重塔の建築様式を参考にしているのだから驚きだ。その秘密とは、「心柱」のことだ。1300年以上も前の木造建築物の技術が、現代でも通用しているのだ。

 台風や地震で「法隆寺五重塔」が倒れたことは、一度もない。その技術がスカイツリーに使われているのだから、昔の人たちの能力は我々が推し量ることのできない位卓越したものであったのだろう。

  行き帰りの車の中で、隣り合わせた4人の区長同士が、雑談をして過ごした。区の運営、政治、方言、昔の生活、公民館のあり方、行事の反省など様々な事が話題になった。久々に語り合い、笑い合い、日頃の考えていることを出し合い、有意義な時間を過ごすことができた。

参加した区長が夕食時に記念写真。

  テーマを決めての話し合いも大切だし、テーマを特別に決めずに話し合う雑談も大切だ。どちらが大切であるというよりも、どちらも大切だと思う。たまたま隣に居合わせた二人が話し合っているだけでは、団体旅行の意味がないように思う。

(日記 午前7時より午後6時まで区長会の研修旅行。終日、強風が吹き、吹雪が舞う悪天候だった。バスは高速道路上では左右に蛇行していた。昼食時には氷見の寒ブリ昼食。ぶりづくしだった。ぶりのお造りに舟盛り、ブリしゃぶ、ぶりの焼き物、ぶりのあら煮、……。大きな舟盛りは全員で半分も食べることができなかった。みんなの感想は「1年分のぶりを食べた。もうぶりは食べたくない。」だった。帰宅してから、少し、紙芝居制作。)

 
 

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