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衆議院選挙公示

04 12月

混色で本当を色が見えず
  ついに、衆議院選挙が始まった。新党が出来たときには、それぞれの党の目指す方向がはっきりしていたが、多数派工作のために小党が合体する度に、方針がぼやけてきた。

  ついに、3極か、4極か、5極かがはっきりしなくなった。似たり寄ったりになって、互いを中傷し合うようになった。経済と人命が天秤にかかったりして有権者としては、非常に選択しにくくなった。

  政治家とは何だろうか。官僚とは何だろうか。それぞれに大切な役割があると思う。しかし、それらが、別の力学で動いているように思えてならない。

  エネルギー問題1つとっても、将来の方向性がだんだんぼやけてきていると思う。10年後に原発ゼロと言って、それが15年かかっても、一生懸命努力した結果なら、国民は納得するだろうと思うが。

 どこかのと政党のように、嘘をつきたくないからとはっきりと方向性を打ち出さない。当選したらどちらへ向かって走るかわかったものではない。

 政治家は、確たる方向性を出すべきではないのか。いろんな方面からの見えない力に振り回されて、思わぬ方向に動き出しているようにおもえてならない。

  安全だと御用学者に言わせて世界で最も甘い規制で原発を動かした結果が、今回の事故に繋がったのではなかろうか。

  「自分の関わっている期間に事故が起きなければそれでよい」と考えが横行しているのではなかろうか。今回のトンネルの天井落下の事故ではっきりしたのは、形ばかりの点検で済ませているところが至る所にあるだろうということだ。

 橋も、トンネルも、エレベーターも、建物、原発も、いつ何が起きても不思議ではない状況にある。経済優先、効率優先の前に今一度、人命第一を徹底してもらいたいものだ。

 政治家の責任は重い。多数派工作にうつつを抜かすことなく、次世代が安心して暮らせる国を作って貰いたい。電気が値上がりすると不安をあおり、安全よりも経済優先する動きを止められるのは政治家にしか出来ないのではないのか。

 何を訴えているのか分からない政党が多くなったきた。じっくり政見放送を聞かせてもらって、たった一票ではあるけれども大事に使いたいものだ。

(日記 午前中、市の健康診断のために福祉健康センター『すこやか』へ行く。胃の検診のバリュームを飲んでの検査はかなりハードだった。というのは、頭を下にしたときに、手で身体を支えなければならないが、これは結構苦しかった。健診の後、区の事務のために、あちこちへ出かけた。その後、オカリナバンドの編曲作業。午後7時半より、ブラスバンドでフルートを吹いているTさんと会って、演奏会でのオカリナとフルートの合奏曲を1曲決めた。Tさんは予想通りうまくフルートを吹いてくれた。しばらく、ギターの伴奏でフルートを吹いてもらって練習をした。)

 
 

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