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あっという間の一年

30 12月

多少は明確な目標を持たないと
  月日の過ぎるのははやい。なすがままに任せていると、何もできずに時間ばかりが過ぎていく。それはそれでよいが、何かは形として残したいという気持ちもある。残したいというよりも、やってみたいという方が正確かもしれない。
 
  毎年、正月が過ぎたかと思うと、あっという間に春が来て、農作業が始まり、暑い夏が通り過ぎて秋になり、時雨れて雪の冬になる。そのサイクルが年々はやくなるように思う。

  我が家のカレンダーは、一、二ヶ月前には真っ白であるが、当月になってみるといろんな予定で埋められ、いつの間にか真っ黒になってしまう。暇ではないが、何となく流されていく感じがする。

家族総出の餅つき。それぞれ役割を決めて丸餅を作った。最後につきたての餅に、あずき、おろし、黄な粉をつけて食べた。

  私たちは「時間の道」を生きているのだ。誰にも等しく時間は進む。そういう意味では公平だ。そして、この時間の道は決して後戻りできないのだ。そうなると、この時間の道をゆっくりと楽しみながら、自分に納得しながら歩かなければと思う。

  当てもなく歩くのも悪くはないが、やはりときには確かな目標を持って歩んでみたいと思う。昔の人はうまく言ったものだ。「一年の計は元旦にあり」と。何かをなそうと思ったらある程度は目標を持っていなければどこへも到達しないだろうから。何も実現できないだろう。

(日記 午前中は年賀状の最終仕上げ。ようやく年賀状を書くことから解放された。午前10時半頃に1回目、昼近くに2回目の餅をついた。二臼目には、つきたての餅を黄な粉餅、あずき餅、おろし餅にして食べた。孫達も美味そうに食べてくれた。午後しばらくすると小2の孫から「爺ちゃん勉強、お願いします」と言ってきた。夏休みに毎日行っていた「じいちゃん勉強」をこの冬休みにも行うことに決めた。楽しみにしているのかもしれない。最初に算数の応用問題、次に、自作のカラオケに合わせてマイクで歌う音楽、リズムダンスを行う体育の三つの学習を行った。楽しそうであった。)

我が家の定番になった『じいちゃん勉強』。下の孫(手前)は文字(ひらがな)の練習。

 
 

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