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NPO法人『今庄旅籠塾』傍聴記

20 12月

まちづくりに燃える熱き人達
 かねてから、まちづくり(住教育)でお世話になっている県土木部のSさんに、NPO法人『今庄旅籠塾』の例会を傍聴させてほしいとお願いしていたが、今日それが実現することになった。

  Sさんと、午後4時過ぎに今庄経向かった。午後6時に理事長のT さんとお会いした。非常に落ち着いた人格者であるとお見受けした。早速、夕食を共にすることにしてて、食堂へ入った。

 そこで、色々お話をすることができた。穏やかな人であるが、しっかりとした考えを持ておられる人だと感心した。このような人でなければこの宿場町の保存に関われないだろうなと感じた。

 午後7時から、NPO法人が借り受けている江戸時代の純粋な旅籠である「若狭屋」で会合が始まった。最初に、役場の職員が来年行われる「地域づくり団体全国研修交流会福井大会分科会」の運営等についての説明があった。今庄では分科会が行われるからである。

 その後、『今庄旅籠塾』の例会が行われた。連絡事項の後、
1.斉藤三郎家について
2.板取宿の管理業務関係について
3.「若狭屋」でのカフェ試行に浮いて
4.年末年始関係について
などの協議事項について、熱心に話し合いが行われた。 

江戸時代の旅籠『若狭屋』で行われたNPO法人『今庄旅籠塾』の例会に参加させていただいた。左端が私。

  非常に興味のある話が多かった。私も途中で2、3意見を述べさせていただいた。この今庄の宿場町は街道筋に1km程続いているが、雪も多く、道幅も狭くて生活には不便なことが多そうだが、別の見方をすれば、貴重な夢の舞台であるとも言える。

  不便を前面に出して廃れるのを待つか、それとも、貴重な財産であるとの観点から、いかに今の時代に生かすか、そして、現代の生活から失われた豊かさを取り戻すかが問われているようにも思う。

  私にとっては、夢の舞台であり、今庄宿とか旅籠とか北国街道とかいう言葉を耳にすると何となく、ロマンチックに感じる。ドイツの「ロマンチック街道」のように。

  会議の後、ぜんざいをいただいて今庄を後にした。高速を通って、Tさんに送っていただいて自宅へ着いたのは、午後11時半を回っていた。

 とても有意義なひとときだった。理事長の穏やかながらも凜とした態度に見習うことは多い。ぜひとも再会したいと思う。理事長のTさんの「夢を共有できる仲間がいることが、成功の鍵である」との言葉にも感銘を受けた。

(日記 午前中、役所へ寄り、午前9時半から鹿谷公民館でおばさん達の銭太鼓の指導。ずいぶん上手になったように思う。帰宅して、しばらくパソコンのファイル整理。午後4時過ぎに『今庄旅籠塾』の例会を傍聴させていただいた。

 
 

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