わずかな練習でも少しずつ進歩
最近「毎日パワー」の威力を実感している。和太鼓の演奏にメロディー楽器として篠笛(竹製の横笛)を使っているが、20年余り使用しないうちに、吹けなくなってしまった。できることなら、上手く演奏していたいと思うが、ちょっと練習してはあきらめていた。
しかし、二ヶ月ほど前に、上手に篠笛を吹く女性の演奏を聴くことができた。「来年までにはしっかり吹けるようになりたい。」そう思い、11月2日に「毎日パワー」についてブログを書いたが、その日からいつも身近に篠笛を置いて、ごく短時間、練習してきた。
最近、かなり音が出るようになった。この調子なら、来年の太鼓大会にはステージでまあまあの演奏ができるのではないかと期待している。かなり音が出るようになったので練習も楽しい。
もう一つ、練習したい楽器、ウインド・シンセサイザーがあるが、これは今のところ、手を付けていない。教則本が全くないので、どうしようかと悩んでいたが、最近、偶然にネットで教則本を見つけた。
早速、ネットでマウスピースと共に注文した。教則本が到着次第、篠笛と共に練習を始めたいと思う。来年のOB会のステージに立てるようにしたい。
英会話もやりたいが、時間がないので無理だろう。せめて、ウインドシンセと篠笛だけはいけるところまで行ってみたいと思っている。年配者の私でも進歩するのだから、子どもたちは、もっともっと進歩するだろう。
全ての子どもたちには、いろんな可能性があるのだ。しかし、何かを毎日続ける環境になければその可能性を引き出すことができない。そのために、何をしても楽しむ段階まで行かないうちに、挫折してしまうのだろう。
楽しむためには、ある程度の段階まで進まなければならないと思う。小学校低学年の頃、女の子の多くは、ピアノを練習したのではなかろうか。しかし、学年が進むにつれて練習が大変になり、学業や部活などのために地道な練習ができなくて挫折してしまうのだ。
挫折する前に、ある程度のレベルに達していると、ピアノを楽しむことができるのだ。安易も、音楽家になる必要はないのだ。しかし、楽しむことのできるレベルには達してほしいと思う。
何か一つのことを上達させるための「毎日パワー」の他に、毎日少しずつ何かに取り組み、多くのことを成し遂げるにも「毎日パワー」は有効だ。
来月中旬までに、新しい創作紙芝居を完成させたいと思っている。なにも考えずに、例えば二日に一枚の割合で絵を描きためていけばそれでいいのだ。二種類の「毎日パワー」で有意義な毎日を送りたい。半年後、1年後が楽しみだ。
(日記 朝からもっぱら『かたせ瓦版』づくり。昼頃ようやく完成した。今回はそんなに満足できるものではない。役員が半年余り何を協議してきたのかを分かってもらうために作ったものだ。午後は、区長としての事務処理。補助金申請のための実績報告書などを書いて役所などへ提出した。明日も諸行事で多忙な一日になりそうだ。)