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町民運動会

21 10月

区民の総力で
  今日は猪野瀬地区町民運動会。朝9時に役員は集会所前へ集合。テント三張りを軽トラに積み込んで運動会の会場となる南部中学校グラウンドへ行く。役員がテントを立て、ブルーシートを敷き、その上にさらにゴザを敷いて区民の観覧席を作った。

我が地区のテント。

  午前九時に開会式。そして競技開始。3名の体育委員は、事前にお菓子やお茶、子どもの袋詰め菓子などを準備し、今日は選手繰り出し係。3人のおかげでどの競技にもうまく選手を出すことができた。

  近年、我が地区の総合成績は低迷している。とにかく、今日は下位からの脱出を目標としたが、順位は昨年とは変わらなかった。以前には優勝の常連であったわが地区の低迷ぶりは少し悲しい。

  それは、運動会が多少地区のまとまりに関係しているからだ。ちょうど「祭りの活気は地域の活気」と言われるように、地区の元気のなさを多少なりとも反映しているからだ。

  それでも、終日、テントの中で区民が楽しく一日を過ごせたことは運動会の大きな成果だ。多くの人が、普段は話すことできない人たちと、十分に時間を取って話すことができたのではないか。

対戦中の我が地区の綱引き選手達。

  私もいろんな人たちと話すことができてよかった。今後の課題は、区民の誰もが、運動だけではなく、自分の住む地区に関心を持ってくれることだ。これは簡単そうで難しい。

  区の存在が区民の日常生活につながりを持っているように感じられないからだろう。しかし、区民の誰かが、集会所の掃除をし、公園をきれいにし、運動会にはテントを準備し、山道の草刈りを行い、防災のための組織を作り、祭りの準備をし、地区の先祖を供養を行っているのだ。

  何か事故が起こったり、災害が発生すれば、区民が協力しなければどうにもならないだろう。何もない平和なときには、区への関心も薄らぐのだろうか。やはり、こうした状況を少しでも改善するには、区民が日頃から言葉を交わすことから始めなければならないのではなかろうか。

  総合優勝や綱引き、総力リレーなどの種目別の上位入賞もならなかった。これには少し寂しい気がした。というのは、子どもた

運動会の反省会。いろんな話題で盛り上がった。(於:片瀬集会所)

ちに申し訳ないと思ったからだ。子どもたちに、「僕らの地区は何をしてもダメなんだ」とは思われたくない。

  3時半過ぎから、5時半頃まで区の集会所で反省会が行われた。来年は、今年より少し進歩すればと思う。私の仕事は、区民の皆さんに区への関心を持っていただくことから、何事も始めなければと思う。先ずは大人の私たちから始めなければならないだろう。

(日記 午前7時から運動会の準備。午後3時半過ぎから反省会。午後6時から、いつもCD吹き込みでお世話になっている旭義明氏の『27周年リサイタル』の反省会に出席。旭氏のおかげで自作の歌を作る元気をいただいている。感謝すべきは私の方だが、今日は反省会にお招きくださった。盛会だった。歌を歌う方はもちろんのこと、三味線、尺八、日本舞踊など様々な分野の人たちが集まり、とても賑やかであった。私もいろんな人と話す

大野市で行われた旭義明歌謡教室の『27周年記念リサイタル』の打ち上げ会。非常に盛り上がった。

ことができてとても楽しかった。今日は長い一日でもあった。)

 
 

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