7時間近くのバンド練習
静岡での軽音楽部OB会の演奏会まで、あと10日となった。私たち福井バンドは、ハワイアンとジャズの2バンドで出ることになっている。今日はハワイアンバンドの特訓日。しかし、メンバーの一人が病気で欠席。
午前10時から午後6時前まで、7時間ほど私の事務所で練習。一人は石川県から来ているN君だ。とても楽しいが、かなり疲れた。まるで部活動だ。いつも思うが、出きるようになるまで若い頃の5~10倍は時間がかかると思っている。
一つは、思うように手が動かないこと。一つは、なかなか覚えられないこと。今日はハワイアンギターとクラシックギターを使ったが、若い頃とは手の動きが悪くなった。それは当たり前かもしれない。
しかし、音楽を楽しむ気持ちは全く変わっていない。いつまでこんなことを続けられるか分からないが、できる限り仲間とのハーモニーを楽しみたい。年を取っても影響しないものの一つに歌を作る作業がある。
今回、2曲のオリジナルを演奏するつもりだ。1曲はフォーク演歌で『足羽川慕情』だ。日本各地から福井大学へ集まってきた仲間達の共通の想い出の場所の一つに「足羽川」があると思っている。足羽川の堤防を歩いたものは少なくないだろう。
もう1曲は、『SIXTIES』だ。♪おれたちゃ sixty(60歳)、sixty ……」で始まるウェスタン調のオリジナル曲だ。当日集まるメンバーのほとんどは、60歳代だ。初代のメンバーのみが70歳になっているのだ。ちなみに私は2代目。70歳まで時間の問題だ。
60歳代のメンバーにエールを送りたいと思って作ったものだ。今日初めて練習した。私にとっては、音楽は表現活動の一つだと思っている。
他人の作ったものを自分流に解釈して演奏したり、ジャズのアドリブのように自分でメロディーを作るのも面白いが、初めから自分の言いたいことを歌にするのも、また楽しいことだと思っている。
問題は聞いている人に何かが伝わるかどうかだ。とにかく、当日は、午後1時過ぎから午後5時過ぎまでいろんなバンドがいろんな曲を演奏するのだ。この午後の演奏会が終わるまでのんびりくつろぐことはできない。しかし、夜の懇親会はいろんな話題が出て楽しい。
この年になって、まさか、昔の仲間とバンド活動をするとは夢にも思わなかった。オカリナバンドに属し、若い子達と和太鼓をやっているが、私はどちらかというと、今ではそうした中で、編曲したり、創作したりする方でこれからも関わっていきたいと思う。
とにかく、今日は部活動のごとく、音楽に取り組んだ。「曲のメロディーとコード(和音)とべースの音がかみ合うととても気持ちがいい。」石川県から来たN君の言葉だがその通りだ。今日は私の頭のコンピューター(脳)はフル回転だっただろう。
(日記 朝起きるなり、バンドのCDづくり。午前10時から,午後6時近くまでバンド練習。途中で、そば屋で昼食。疲れたが楽しい一日だった。雨が降っていたので、心置きなく練習することができた。)