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盆踊り復活作戦(その2)

20 8月

地域から地道に普及
  私は、勝山市の『盆踊り復活作戦』をここ数年展開してきた。そして、越前大仏や市の中心部にあるはたや記念館『ゆめおーれ』でも、櫓を建てて盆踊りを実施してきた。しかし、今年は方針を変えることにした。

  それは、各地域で先ず盆踊りを普及し、ある程度の参加者が見込めたときに、再び市の中心部で『盆踊り』を実施したいと思う。今年も、平泉寺町は、町民運動会では、『全町踊り』を実施するのだ。

私の部屋での吹き込み風景。Aさんは県の民謡チャンピオンでもある。

  昨年は、平泉寺の本村の盆踊り復活のお手伝いさせていただいた。祭り前の練習会、祭り当日の指導も依頼され、喜んで引き受けた。今年も、事前練習会に呼ばれている。復活二年目なので、昨年よりは本番もスムースに行くだろう。

 また、町民運動会での総踊りだが、昨年は、公民館での練習会、小学校での練習会にも参加したが、校長以下とても協力的だった。また、公民館での練習会、運動会当日も、マイクを持って指導させていただいた。まあまあの踊りの輪ができたと思う。

  今年は、小学校での指導と公民館での指導だけで本番は地元の関係者がリードするという。このような地域での動きを精一杯支援していきたい。私の一つの生き甲斐である。慌ててはいけない、地道な活動が必要だと思っている。

『ほがらか作戦』
  さて、今年の『盆踊り復活作戦』だが、次のような戦略を描いている。私は、十数年前に『勝ち山ほがらか音頭』を作った。この歌に、踊りの師匠のSさんが振り付けをしてくれた。結構勝山ではポピュラーな民謡になっている。 

 『勝ち山ほがらか音頭』のアドレスです。
http://song.inakamon.net/s_hogaraka.html

 この曲を使いながら、『遅羽ほがらか音頭』を作った。毎年の遅羽の文化祭である『三室祭り』には総踊りとして地元の若い衆が歌い、町民が踊っている。そこで、今年は、以前に民謡を作詞してくれた鹿谷町のTさんに『鹿谷ほがらか音頭』の作詞を依頼した。

忘れないようにたくさんのメモが張ってある私のパソコン周辺。パソコンを使ってのデジタル録音でCD を作成するのだ。

  そして、一ヶ月余り前に、作詞が完成した。今日は,予てから準備していた平泉寺町赤尾地区の銭太鼓曲『赤尾よいとこ(作詞は地元のFさん)』と『鹿谷ほがらか音頭』の二曲をAさんに吹き込んでいただいた。

 赤尾の銭太鼓曲『赤尾よいとこ』は、赤尾の皆さんが銭太鼓のための曲として生かして下さるだろう。一方の『鹿谷ほがらか音頭』の踊りは、『勝ち山ほがらか音頭』と同じにして地元の人達に是非踊っていただきたいと思う。

  この調子で、市内10地区の『○○ほがらか音頭』が完成した時には、市全体の盆踊り大会が開催できるのではと期待している。少なくとも、5地区以上の『ほがらか音頭』ができた時点で全市的な『盆踊り大会』を開催したいというのが、私の作戦だ。果たして上手くいくかどうか。男女を問わず、年齢を問わず、一堂に会して一つのことができる盆踊り大会の可能性を私は信じたい。

(日記 午前10時より2時間かけて、我が家で二つの民謡の吹き込み。正午までかかった。午後は、編集作業。そしてCDにした。できあがった歌の一つを持って作詞してくれた赤尾のFさん宅へ届けた。夕方は、ショウガの追肥。今頃やっていいのだろうかという不安があったが、有機肥料を株間に施したので大丈夫だと思いたい。)

 
 

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