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晴天続き

28 8月

河川の恵み
  連日、炎天下が続いている。しかし、我が片瀬の田んぼの多くは、九頭竜川と平泉寺から流れる浄川のおかげで水不足に陥ることはない。テレビを見ていると、ため池の水を利用している地域は水不足で苦労しているようだ。

  野菜が水不足で、枯れたり成長不足で農家の人達は非常に苦労している。我が村の多くが利用する新「勝山大用水」は、私の子ども時代にできたのだ。工事の様子を今も覚えている。川を掘り、もっこやトロッコで土を運び出していたのを思い出す。

  それ以前には水不足で苦労していたことも覚えている。誰かが自分の田んぼへ水を引き込むのを見届けると、しばらくしてそれを止めて自分の田んぼへ水を引き込むのだ。この繰り返しだった。表だった喧嘩はなかったようだが、その裏では常に水の取り合いが行われていた。

片瀬の田んぼの命綱の一つである浄川の取水口付近の砂利とり作業(春の共同作業)。

  しかし、九頭竜川から水を取り込むことができる勝山新大用水ができてから、水争いはなくなった。この大用水よりも高い位置に田畑があってもエンジンつきのポンプで水を上げることができる。

 ただ、冬の間だけは、融雪のための水争いは市街地では続いているように思う。誰もが冬も水を必要としているが、この水をうまく配分できないでいる。今後、少子高齢化が進むと、雪は生活の大きな障害となる。融雪がスムースにできる水路の見直しが今求められている。

(日記 午前中は和太鼓曲の編曲作業。午後も作業を継続。夕方、家の周囲の生け垣などを整える。雑草は夏の暑さにも負けないでどんどん成長する。作物の方がこの暑さには弱い。竹プランターの花々もこの暑さの中で検討している。晴天が続くので朝晩2回の水やりは欠かせない。頑張れと花に語りながら。)

 
 

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