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天候だけは……

13 8月

主催者はヤキモキ
  屋外での競技やイベントは、天候が気になる。勝山市でも、市民体育大会が何度か中止になっている。私も何度か市の夏祭りの盆踊りを主催したが、天候には悩まされた。

  昨年の例で言えば、午後6時過ぎから盆踊り大会を開催する予定だった。屋外で行うのか屋内で行うのかの判断は、午後1時頃に行わないと櫓を組むなどの準備は間に合わない。天気予報では夕方は雨となっていた。

  しかし昼頃は青空。すでに応援を頼んだ「ソバの会」の皆さんは外でやると自ら判断して、外でテントを立て、準備を始めた。そんな中で、私の下した判断は「屋内で盆踊り大会をやる」というものだった。

  「なんで?」という人も少なくなかった。午後は晴れが続いている。アトラクションで頼んだ「よさこい」の皆さんも一度外で踊り隊と申し出てきた。放送設備は屋内に設置してしまった。

 もしかしてこのまま晴れ続けるのだろうか。そう思ったときだ。天気予報通り、夕方から雨が降り始めた。それも土砂降りだ。内心ほっとした。盆踊りが終わった時間も土砂降りが続いていた。皆さんは納得してくれたようだ。さすがに、この日は、何度天気予報を見たことだろうか。

開会式を終え、大仏殿より登山開始。しかし、この時点では10分後には退却とは誰も思わない。

 さて、今日は大師山たいまつ登山だ。すっきりしない天気が続いている。決定は午後3時だ。この時点では雨が降っていないので、「実施」と主催者の猪野瀬青年会は決定していた。開会式の会場は越前大仏の本殿。大仏様の真ん前だ。

  大仏殿内で、予定通り午後5時半に私が息子やその仲間達と作った簡易アニメ『泰澄大師物語』の上映。そして、開会式。地元区長として歓迎の挨拶。そして、消防団を先導に登山開始。10分ほど山を登ったところで中止決定。

  大粒の雨が降ってきた。昨年の盆踊り大会と同じだ。山頂で行うはずの「護摩焚き」を大仏殿内で行う。また、抽選会も大仏殿内で実施。今年の『大師山たいまつ登山』は、悪天候のために曖昧なままに終わってしまった。

 明日も、勝山市の夏祭りで、屋外での行事がたくさんある。そして、花火大会も行われるのだ。これも天候によって大きく左右されることになる。主催者は大変だ。いくら、科学が発展しても、天候だけはコンロトールしようがない。

(日記 午前中、田んぼの畔の草刈り。自分の田んぼの畔の草刈りは私がすると法人で決めてあるのだ。但し、私の田んぼの水管理は他の人にお願いしてある。畔に除草剤を撒く人がいるが、私はそうはしない。畔が崩れるから

大仏殿内で護摩焚き。家内完全を願う。手を合わせてるのは私。友達に写してもらった。

だし、健康にもよくないと思うからだ。午後は、まもなく吹き込む赤尾地区の『銭太鼓』の編曲。全く感覚的な作業だ。今日は大師山たいまつ登山。3時に実施と決め、午後6時に開会式も行い。午後6時半に登山を開始したが、まもなく中止。残念だった。天候に勝てない。)

 
2 Comments

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  1. 寺田幸彦

    2012年8月14日 at 1:22 AM

    上丹生も14日は村の夏祭りです。
    村で年4回行なっている資源回収の資金を活用して、10年前から始まりました。
    最初は暑い夏の一夜、皆でビールでも飲んで楽しもうから始まりました。
    年を重ねるごとに、勇士による屋台の数も増え、江州音頭に合わせて踊ったり、地元のミュージシャンの方にも応援をいただいています。

    小さな村の小さな夏祭りですが、お盆で帰省されている方も含め、毎年300人近くの方が顔を出してくれます。
    同じ村に住みながら、皆が顔を合わす機会は意外と有りません。
    自治会主催の秋の区民運動会がありますが、高齢者も増え年々参加される人数は減っています。

    三年前から夏祭りの途中で、参加者全員の集合写真を撮っています。
    出来上がった写真を眺めていると、まるで家族写真の様に感じます。
    子どもからお年寄りまで、カメラに向き合って皆さん嬉しそうに写っておられます。
    正に”わが故郷ここにあり!”といった感じです。

    また、今年は実現しませんでしたが、来年からは若い世代に祭りの運営を全て任せようかと思っています。
    もちろん準備などは会のメンバーを中心に応援するつもりですが、運営を任すことで若い世代の人に地域との関わりが生まれ、地域に対する意識が変わってくる事を期待します。
    まちづくりには一番無関心な世代ですが、同時に地域の次世代を担ってもらわなければならない人たちです。

    この夏祭りが、地域の絆を強め、次世代を担う若い人の活躍の場になって欲しいと願っています。
    でも天気ばかりは天に任すしか仕方無いですね。
    できる事と言えば、普段の行いをできるだけ正す事くらいです。

     
  2. Norio Yama

    2012年8月14日 at 7:36 PM

     うらやましい夏祭りですね。
     従来からある「秋の祭り」ですと、それなりの準備が必要ですし、親戚をもてなすために「ますの笹寿司」やご馳走を作ったりして、男性も女性も結構忙しいんですね。子供会も、御輿巡行などがあり、のんびりと区民が親交を深めるには時間的にも無理があります。
     そんなとき、区民が本当に楽しめる夏祭りができないかと考えたりもしますが、これ以上、区としては行事を増やすことは困難ですね。
     何とか、任意団体で気軽な『夏祭り』ができないかを考えたりしています。お盆の時期ですと、里帰りをした人達と交流することもでき、楽しいのではないかと思っています。
     私は、ここ数年、勝山市の盆踊り復活を目指して市の夏祭りに盆踊り大会を主催してきました。有志ばかりで実行してきました。歌や三味線、尺八による伴奏、各地での練習会など、かなり忙しかったのですが、やり甲斐もありました。
     今年も、昨年から再開したお隣の平泉寺町平泉寺の祭りでの踊りの指導に出かけます。平泉寺にはまだ民謡を楽しんだ世代が残っていますので、何とか復活させればと思っています。また、平泉寺町全体の町民運動会では民踊を踊るというので、児童の指導には学校へ、町民の指導には公民館へ出かけることになっています。
     勝山市内10町村の内、5カ所には何らかの形で盆踊り復活の為の関わりを持ってきました。民謡復活で一番手薄な地元でも何らかのアクションが起こせればと願っています。
     上丹生のアクションをうらやましく思います。