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優先順位

22 8月

先ず必要な現状分析
   組織は、何を優先して物事を進めるのだろうか。一般大衆受けのすることを優先するのだろうか。それとも、一部の集団の利益を優先して物事を進めるのだろうか。それとも、今最も必要なことを優先するのだろうか。

  教育を例にとるならば、テストの点数を優先するのだろうか。現実には、テストの点数が優先されることが少なくない社会であるだけに、無視せよとか軽視せよとも言えない。しかし、教育行政で最も優先すべきことはテストの点数ではあるまい。個人が点数を優先するのはよしとしても。

  私なら、自分の頭で考えられる人間、自分の言葉で語れる人間、創造性と想像性を兼ね備えたリーダーシップのある人間を育てたいと思う。与えられた課題を黙々とこなすだけではこうした人間は育たないだろう。

 国体がやってくる。全体順位を上げることは大切だろう。しかし、国体を契機に県民一人一人が健康に留意し、スポーツに親しむことも選手強化と同時に大切だと思う。両者が大切だが、行政は往々にして選手強化に向かうだろう。

  政治の世界においても、何を最優先にすべきだろうか。増税だろうか。増税の前にすることがあるのではないかというのが多くの国民の声であろう。外野席から見ていると、個人の選挙が最優先事項であり、次が党の利益だろうか。いずれにしても、国民のための政治は最優先事項ではなさそうだ。

 先ずは、よく現状を分析し、何が最優先課題かを考えて、行動すべきである。学校においては、いじめ問題の解決は、全く優先課題ではなかったのだろうか。教育委員会や学校の対応、あるいはマスコミでの関係者の発言を見ていると、そう思えてならない。

  原発再稼働問題で、いつも気になるのは、原発は完成した技術なのだろうかということだ。「トイレなきマンション」と言われるように、温排水が処理できる技術が確立しているのだろうか。使用済み燃料を安全に保管する技術が確立しているのだろうか。

  安全だ、安全だというのは、国民の生命よりも、エネルギー不足を解決する方が優先度が高いからだろうか。それとも、原発村の住民を優先しているからだろうか。常識外れの専門家が多すぎるような気がする。そんなに安全なら大消費地に原発を作ればよいのではないいかという意見もうなずける。

  いま一度、いろんな部署で優先順位を考えてみる必要がありそうだ。もっともっと幅の広い視野を持ったリーダーが出てこないことにはこの国は、どんどん世界の中で信用されなくなっていくのではなかろうか。これは、県でも、市でも、村でも、家庭でも同じことだと思うが。

横浜へ帰る直前の孫達。いろいろあった夏休みだった。ラジオ体操も行けたし。

(日記 午前6時半、7月末から来ていた孫達の最後のラジオ体操の日だ。そして、午前9時過ぎに家内が車で福井まで送っていった。私は尻に火が付いている。しなければならないことが山積している。それにしても、あっという間の20日あまりだった。その後、私は瓦版づくり。今回は農業をメインにした。『農事組合法人かたせ』の理事長Nさんとの対談を掲載する予定だ。午後は、来月中旬に行われる和太鼓イベント『太鼓魂』で演奏する曲作りを行った。午後7時半より和太鼓の練習。明日発行の新聞がまだ半分もできていない。明日午前中は、平泉寺公民館でのふれあいサロンに行かなければならない。瓦版は夕方6時までには完成させなければならない。結構厳しいスケジュールだ。今夜は簡単にはねられない。)

初めて帰省した孫と玄関でパチリ。

 

和太鼓の練習。新曲にチャレンジだ。

 
 

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