今日は、『環境自治体会議』の最終日(三日目)。家内と二人で参加。今日は全体会だ。8時過ぎに家を出た。8時45分からアトラクションとしてミュージカル『この川のほとりで』がドラゴンファミリーによって演じられた。
その後、分科会報告があった。続いて、鹿谷学校の児童が「子どもたちからのメッセージ『自分の住んでいる地域が好きですか?』と題して、赤とんぼの調査や環境問題について発表し、大人達に問題を投げかけた。
その後、日本環境教育学会・立教大学教授・阿部治氏が『日本発:地域・日本・世界を元気にする教育とは?』と題して、記念講演を行った。環境教育の大切さをいろんな観点から話した。
そして、『かつやま会議宣言採択』、『環境自治体をめざすちっご委員会経過報告』、『環境自治体会議総会報告』、『次期開催地あいさつ(鹿児島県日置市)』、『閉会の挨拶』と続いて全ての日程を終えた。
参加者の多くは、高揚感を持ってこの会の閉会を迎えたことだろう。しかし、問題はこれからだ。それぞれの分野で、一人一人がどう行動するかだ。帰宅する頃には平常に戻っているかもしれない。
さて、私達は何から行動を始めるかだ。人と同じことをしていても、同じ効果が出るとは限らない。自分の考えを自分の言葉で語れなければ人を誘ったり、理解してもらうことはできない。
環境問題の入り口はいろいろあると思う。赤とんぼから入る人もあれば、有機農業から入る人もある。アレルギーや食育から入る人もあれば、「売れる米」から入る人があるかもしれない。発表を聞いてそう思った。
今日の環境問題講演で講師が指摘した国内的課題の中にある『孤立化・関係性の希薄化・無縁社会』や『自然体験の減少』、『少子・高齢化、過疎化』、『経済格差の拡大』、『低い食料自給率』などは我が地区でも例外ではない。
しかし、これだけの問題を一度に解決しようと思っても簡単ではない。村の人達に、いきなりこれだけの難しい問題の解決法を考えましょうと言っても、無理だろう。
私は、一つの入り口として、『きれいなまちづくり』を目標に、親子や家族による『竹プランター作り』から、始めたいと思っている。この中で、親子のコミュニケーションを図り、地域全体の連帯感、そして、地域をきれいにすることの快適さと重要性を実感してもらえればと思う。
一方では地域の世代間交流を図り、それらが地域のつながり、絆につながればと思っている。果たしてどうなることやら。子ども達に大いに期待したいところである。
もう一つのアプローチは、後継者不足の我が村の建て直しを図って組織された『農業組合法人かたせ』の発展だ。昨年乾燥施設も備えて最終工程も自分の村でできるようになった。
後継者不足を改善するだけではなく、「売れる米」を作るために、安全で美味しい米を生産することから、環境問題にアプローチできるのではなかろうかと思っている。これまでと同様に大いに提案を続けたいと思っている。
(日記 午前6時より婦人会の公園の草取りに参加。草刈り機で応援した。来週の運動会の会場となる場所だ。午後8時に家を出て、『環境自治体会議かつやま会議』に家内と二人で参加。会議が少し延びて昼を過ぎた。帰宅してすぐ昼食。昼食後、役員の一人に応援してもらって来週の日曜日に行われる区民運動会後に行う『竹プランター』作りの材料となる竹を切って運んだ。
子ども達がどんなプランターを作るかが楽しみだ。午後3時頃から、月に一度の親父バンドの練習。今日は、3曲練習した。三国、春江、大野などから4人が私の事務所へ集まってきた。楽しい時間を過ごすことができた。)