動物との共存
最近は、山際にある集落は、確実に動物の被害に悩まされている。先日、プランターにする竹をもらいに行ったが、竹林は穴だらけだった。
猪がタケノコを掘るのだという。山奥ならいざ知らず、私の集落でも例外ではないのだ。家内の実家では、いろんなものが猪やハクビシンなどにやられてしまうと言う。
中部中学校に熊が入り込んだぐらいだから、どこへどんな動物が出るか分からない。猿の害に悩まされる集落もある。
我が家の家庭菜園も、イチゴ、とまと、瓜類、豆、イチジク等が鳥などにやられてしまうので、ネットをかけた。細い糸のネットだ。せっかく育てたのに鳥や獣にやられるのではやってられない。
先日、滋賀県米原市の上丹生の「チューリップ祭り」の視察に出かけたが、会場周辺の畑はさながら鶏小屋状態であった。それぞれの小さな畑が、高いネットで囲まれていて、入り口には戸が取り付けられていた。
この状態は、収まるどこるか年々ひどくなるように思う。いろんな理由があるのだろうが、農家の人達にとっては丹精込めて育てた収穫物が一晩のうちになくなってしまうのだから悲しい。
どのように、動物たちと折り合いを付けるのか、難しい課題である。今のところ、防戦一方だが、今後は棲み分ける方法を考えないと、山際の集落の過疎化は加速度的に進んでしまうのではなかろうか。
(日記 午前中は、収穫の終わった水菜の株を取り去り、「押し切り」で細かくして土に戻した。そして、小型耕耘機で耕し、石灰や元肥を入れ、畝を立てた。これで家庭菜園の方は全て埋まったことになる。またイチゴに鳥などの害を防ぐためのネットを張った。午後は、紙芝居の脚本の仕上げ。プリンターが壊れたので、パワーポイントで画像を映すことにした。息子の友人のY君が、プロジェクターを貸してくれた。今回は、一部を紙芝居で、最新作は残念ながら、プリンターの故障で厚紙印刷ができないので、パワーポイントで映すことにした。午後9時半から息子の家族とウェブカム(テレビ電話)。孫が国語の教科書を読んでくれた。みんな元気そうだった。)