プリンターのトラブル
先月から書き始めた創作紙芝居『ナマズのテツ』の絵はようやく完成した。いよいよ今日は、A3ノビの厚紙にプリントする日だ。
午前中に、一枚だけ絵を描き直して印刷を始めた。時々かすれることあったので、クリーニングしながら3枚ほど印刷した。この調子で、25枚印刷すれば紙芝居は完成だと思っていた。
ところが、プリンターの黒色がどうしても出ない。25枚中4枚ほど印刷しただけで前へ進めなくなってしまった。時々起こるが、パソコンや周辺機器のトラブルは避けられない。
一度壊れてしまうと、電気店でも直せない。修理は必ずメーカー送りとなってしまう。そうなると、1万5千円前後はかかってしまう。それと、一週間から十日は修理のために時間がかかってしまう。
この紙芝居の上演は来週の水曜日だ。後三日しかない。紙芝居を諦めてパワーポイントでやるか、プリンターを買うかのどちらかだ。
ところが、A3ノビの厚紙に印刷できるプリンターというと極端に数が少なくなってしまう。その上、CDやDVDのラベルの印刷までできるものとなるとほとんどないのではなかろうか。少なくとも、ネット上では見つからなかった。
そう思うと、9年余り前に買った今の「PM4000PX」は貴重なプリンターだったなあと思う。性能のよくなった後継機はあるが、CDやDVDのラベル印刷ができないし、ラベル印刷ができる機種は厚紙印刷ができない。
このままでは、パソコン上で紙芝居の絵が完成しているのに、厚紙に印刷できない。ということは、紙芝居ができないということになる。
明日中に結論を出さなければならない。同様の故障で一度は修理に出しているが、9年前の機種を修理して使うか、それともどこかの機能を犠牲にしてプリンターを新調するかだ。
電子機器は便利だが、一度故障すると手に負えない。そして、故障は思いがけないときにやってくる。こんなトラブルでこれまで何度泣いたことか。アナログが恋しくなる。
(日記 午後4時からの親子太鼓の指導を除いて終日紙芝居作り。夜は、午後11時過ぎまで幼児用に脚本を書き直した。慌ただしい一日であった。)