歯医者にて
昨日、前歯が折れてしまった。歯も弱っていたのだろう。今日はとても忙しいが、仕方なく歯医者へ行くことにした。診察は午前9時から診察が始まると分かっていたが、予約してなかったので午前8時半に歯医者へ行った。
待合室の本の中に、『遺言』という本があった。他には読む本がなかったので、ぺらぺらとページをめくっていた。医者が、患者や後輩や一般人に『遺言』という形で一人が三つずつメッセージを書いているのだ。
その中に、例の日野原重明先生の言葉が書いてあった。その言葉が気に入った。自分と同じ考えだったり、日頃自分が思っていることを第三者が語ってくれると心強く思う。
日野原先生の言葉は次のようなものであった。“全ての方へ”として、
「創(はじ)めることを忘れなければ、いくつになってもこころの若さは続く。節目の年齢から、新しいことに挑戦しよう。」
と書かれていた。
サムエル・ウルマンの『青春の歌』を連想した。
さて、日野原さんの言葉はその通りだと思う。私は、これにさらに付け加えてこう言いたい。「一日の変化は微々たるものでも、何かをやり続ければいつかは大きな力になる。それが毎日パワーだ。」と。
「今できないことでも、やりたいことだったら、とにかく始めてみよう。」 毎日続ければ、できなかったと思っていたことが実はできるようになるのだ。毎日何かをやり続ければれば大きな変化をもたらす。
これが「毎日パワーの威力だ」。「継続は力なり」と言い換えてもいいが、子どもや若い人達には、「毎日パワー」の方がインパクトがあると思ってこう言い続けている。
やりたいことがあるのなら、今できるかどうかを思案するよりも、毎日少しずつやり始めればいいのだ。私も何度かこの言葉を実感している。とにかく、少しずつでも毎日頑張れば、何かができるようになるのだ。
先のことを考えず、とにかく毎日今日の分だけやればいいのだ。お陰で、今月も数日前に新しい紙芝居を完成させることができた。「一日1~3枚の絵を描き続ける」と先月決めた。その後、時間があれば一日1~2枚の絵を描いてきたのだ。
来週から、また新しい創作紙芝居にチャレンジしたい。目標を立てたら、そこからが逆算して一日分のノルマを考える。後は、それをやり続ければいいのだ。
始めようと思って買い求めたがまだできていないものもいくつかある。あれこれ手を出し過ぎるからだ。でも、前向きに動いていれば、きっと友達はできるのだ。
「毎日パワー」を活用して、いろんなことにチャレンジしたい。一度、小説なるものを書いてみたいと思う。童話は何度も書いたが、今も小学高学年向けの童話を書いている。次は小説もどきだ。
(日記 午前8時半から午前11時まで歯医者。その後、鹿谷公民館へ行き、銭太鼓を指導する。午後歯、全戸配布の村の広報誌『かたせ瓦版』を書いた。市の広報誌などと共に各班長宅へ配った。)