後継者不足の農業を維持するために
我が村も高齢化が進み、農業の後継者は著しく不足している。そのため、会社組織にして農業を維持しようとしているのだ。しかし、これには、組合員の協力がなければならない。
今日の総会は、午前9時に始まり、午後2時まで昼食もとらずに続いた。予定時間を2時間オーバーした。特定の人が何度も発言するからだ。
発言することは大いに結構だが、利益を追求しすぎての発言はどうかと思う。片瀬伝統の里芋に対しても「法人で儲からないなら止めよ」という意見が特定の人から出された。
政治家にも多いのだが、農業に対して「利益優先」を声高に叫ぶ。しかし、私達の村では、農業は必ずしももうけの対象ではない。退職した人達を中心に、サラリーマンが土日に応援するスタイルだ。
生き甲斐を持って、自然の中で米作りをすること、そして、いくらかの利益が上がればよいのだ。それを、そろばん勘定ばかりで発言するのはどうかと思う。
私には、自由な発言というよりも、理事者の責任を追求しているように思えてならない。そうした発言に対して何度か自分も発言した。
自分では田んぼを維持できないので、法人に田んぼを預けて米作りを行ってもらっているのだ。そういうことを忘れて、田んぼを作らせてやっているとでもいうよな態度で発言しているように見える。
ケネディ-大統領ではないが、一人一人が法人に期待ばかりするのではなく、法人に対して何ができるかを考えてほしいものだ。今日は久々に何度も発言した。
(日記 午前9時より午後2時まで、ノンストップで「農事組合法人かたせ」の定期総会。その後、家内と二人で写真屋へ。午後7時半より太鼓グループの反省会。先日の雪祭りのビデオを見ながら、居酒屋で今後の活動について話し合った。)