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大掃除とビデオの整理(デジタル化)

22 12月

遅々として進まず
   部屋の掃除や整理をしながら、長年撮りためたビデオテープをデジタル化する作業を始めた。作業を始めて見ると今が限度だと思った。テープが劣化していて時々切れてしまうのだ。

  早くDVDに焼いておかないと全てが無駄になってしまうところだ。ビデオテープにも二通りあった。大きいビデオテープと小さいビデオテープだ。それぞれテレビに映しながらの作業だった。

  今日デジタル化したものは、約20年前のものが多かった。子ども達は、長女が中学生、長男が小学生、次女が保育園だった。映像を見ていると、私達親がとても若いこと、そして、3人の子どもの子育てに夢中だった。

  しかし、苦労よりも楽しさや喜びを感じることが多かった。まだこの時期は子ども達が将来どうなるかというようなことを考える心のゆとりがなかった。その日その日を一生懸命生きてきたという感じだ。

  はっきり言えることは、子ども達のお陰で、あちこちへ出かけることが出来たのだ。動物園、遊園地、幼・小・中の運動会、保育園のクリスマス、……。家内も、運動会では走ったり踊ったりとそれなりに楽しそうに参加していた。

  自分の現職時代の映像も出てきた。別人であった。年月は進んでいる。年は確実にとっているのだ。一日一日は自分の変化を見つけられないが、10年、20年、30年、……前と今を比べるとその違いは明らかだ。自分も周りの者も。

ビデオテープをデジタル化して、ラベル印刷をしているところ。

  こうなると一日一日を大切にしなければと思ってしまう。退職してから1年と9ヶ月が過ぎようとしている。今の自分の反省点は、間口が広すぎるということだろうか。もう少し焦点を絞って、力を入れるところ、軽く流すところを区別しなければと思ってしまう。

  手薄になっているところは、数学や創作活動だろうか。時間がたくさんあると思うと、ついつい時間を無駄にしてしまう。今年を総括して新年度に向けて何を優先するかを考えてみたい。楽しいビデオテープのDVDである。

(日記 朝から部屋の掃除とビデ-テープの整理。子ども達のいろんな映像を見ることが出来た。自分の昔の姿に月日の経過を感じた。月日は全ての人に平等に流れている。流れに乗るか。流れに流されるか。時には流れに身をマカさえ、時には、流れに逆らってでも自力で泳ぎたいものだ。)

 
 

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