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雨もまた良し

19 11月

心置きなく室内作業
   朝から雨が降っている。こんな日は、外での作業が出来ないので、室内でいろんなことができる。晴れた日に室内での作業をしているのは、何となく落ち着かない。創作作業なども雨の日にはぴったりだ。

   教員時代、市教委時代に、子ども達に望んだことは、「仲間と過ごせると同時に一人で過ごせる人間になってほしい」ということだ。どちらかに偏るのもよくないとおもう。

   高校教員時代、一人で家にいられない高校生が少なくなかった。休日は朝から、平日は夜な夜な友達の家に出かけるのだ。家ではすることがないらしい。仲間と過ごさないと落ち着かないらしい。

  その結果、溜まり場があちこちにできることになる。溜まり場で何をするのだろうか。賭け事をする者も少なくない。遊んでいるうちにお腹が空けば夜中でも出歩くことになる。時と場合によっては昼夜逆転しかねない。

  時には、一人でも出来ることがあることはよいことだと思う。読書、創作活動、楽器演奏、レコード鑑賞、趣味、家族のための活動、部屋の整理整頓などすることは年齢に関係なく、出来ることである。

  しかし、たとえ上記のような活動であっても、一人でしか過ごせないのも困りものだ。他者との人間関係を構築できないようでは社会に出たときに、いろんな困難な問題に直面しそうだ。

  仲間とも過ごせるし、一人でも過ごせるそんな子どもになってほしいと思うし、孫にもそのように育ってほしいと思う。結局、人間は、全ての面に於いて、バランスが取れていることが大切だと言うことだろう。

(日記 午前中は、部屋を掃除し、家内とこたつを設置。いよいよ冬だ。その後、子ども太鼓の掲示用楽譜を書く。かなり時間がかかった。午後も作業を継続。午後4時より親子太鼓。大人が苦労するリズムでも、子ども(保育園・小学1年生)達は、難なくこなすことがある。子ども達には先入観もなければ出来るか出来ないかを考えることもない。私の方が難しいのではと勝手に考えてしまうことがある。この調子で1年を過ごせばどこまで伸びるか楽しみだ。次回の出番の2月中旬までにはかなり上達しているかもしれない。午後7時半より集会所で、明日の猪野瀬公民館祭出演のために『片瀬豊年ばやし』を練習した。中学生も一人出演することになった。頼もしい限りだ。 )

 
 

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