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家庭菜園の後始末

23 11月

土に親しんだ1年
   退職してからの私の生活軸の一つであったのは、家庭菜園や法人から借りた畝での農作業だった。考えてみれば、現役時代は、何の疑いもなく職場へ出かけて行き、そこで自分の職責を全うすればよかったのだ。

   しかし、退職してからは一番の生活軸に大きな変化があった。退職後は、生活の軸が学校や役所勤めから「農作業」と「数学」に変わったのだ。それほど、私にとっては家庭菜園作業は大きなものになっていた。

   そして、今日、冬や来春に向けて家庭菜園の後始末を行った。キュウリやトマトや種々の豆類に使った支柱などを片付けた。今、家庭菜園には、イチゴ、勝山水菜、エンドウ、そら豆、タマネギなどが春を待っている。雪の下で冬を過ごすのだ。

自宅の大きな植木鉢から家庭菜園に定植したイチジク。

  また、今日も、美味しい実を食べさせてくれたイチジクの雪吊りをした。それから、1年間自宅の大きな植木鉢で育ててきたイチジクを家庭菜園の隅に定植し、単管で雪折れしないよう固定した。

   家内は、家庭菜園の道路沿いの花をパンジーに植え替え、中央にチューリップの球根を埋め込んだ。このチューリップが咲く頃には、冬も終わって春になっているのだ。今年はどんな冬になるだろうか。新たに購入した除雪機が活躍しているだろうか。

   来年使う菜園の資材となる「ぬか」、「わら」なども保管した。物置の中も整理した。六呂師の牧場から軽トラックいっぱい購入した堆肥も1年間でほぼ使い切った。そこで、雪に備えて堆肥枠を分解し、車庫や作業小屋に納めた。

 あれもしなければ、これもしなければと思っているうちに時間ばかりがどんどん経過して、気がつけば、昼食を食べた時間以外は、休憩することもお茶を飲むこともなく、動き続けた。午前9時頃から暗くなる午後6時まで、疲れはしたが充実した時間だった。

   昨日は、自宅の雪囲い作業、今日は家庭菜園の後始末とイチジクや柿などの雪吊り。晴れているうちに作業しなければということで動き続けた。明日は、雨ならばパソコン三昧だろう。楽器も触りたい。創作もしたい。“雨もまたよし”だから。

秋花壇から来春の春花壇に衣替えをする家内。春には中央からチュウリップが咲く予定だ。

(日記 終日、家庭菜園の後始末と雪吊り。昨日といい、今日といい、疲れた一日だった。ただ、終日、ラジオを聴きながらの作業だったので、いっそう充実していたように思う。その中で、“兼業農家の良さ(音楽家と農業)”を話す人がいて、土に接することの良さを改めて実感した。)

 
2 Comments

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  1. 山本由紀子

    2011年11月23日 at 11:13 PM

    毎日、晴れだと、先生、体を壊してしまいますね(^_^;)
    明日は、少し、雨が降りますように!!!

     
  2. Norio Yama

    2011年11月24日 at 4:38 PM

     今日は雨だったので、ゆっくり休めます。午前中は、こたつに入りながら、動画編集の勉強をしています。しかし、とても難しくて困っています。頭の体操にはなっているようですが。