身体的には無理をしない生活
さすがに65歳を過ぎて70歳に近づくと肉体的な衰えを感じてしまう。かの世界的な野球選手の王貞治さんでも、晩年はここへボールが来たらホームランというような状況でも打ち損じたりすることが多くなって引退したという。
他にも、この打球なら捕球できるというような場合でも、間を抜けてヒットにしてしまうことが多くなって引退したスーパースターもいる。新しい選手が生まれる一方で体力の限界を感じて引退する選手もいるのだ。
職業なら引退(退職)することもできるが、生きている限り、人間を引退することはできない。そのためにも、昔はできたからと無理をすることが一番悪いと思う。
玄米の袋も今は30kgだが20キロにして欲しいと思うことがある。肥料の袋でも結構重い。30kgが持てないのではなく、20kgの方が身体似無理をかけないと思う。農家の人は我慢強いので、そんなことは考えないで軽々と持ち上げている。しかし、一方では、肩の筋を切ったとか、腰を痛めたという人は少なくない。
弱音を吐かないのは大切なことだが、身体が悲鳴を上げないように、事前に身体をいたわらなければならないと思う。無理をするのが勇気ではない。最近はこう思うようになってきた。
今冬、不覚にも積雪で大屋根の垂木を折ってしまった。雪下ろしをしようと思って下から眺めてみると大屋根の端が一部垂れ下がっているではないか。雪下ろしが遅れたからだ。
今後、雪下ろしが遅れることもあろうし、業者に頼んでもすぐに来てくれるとは限らない。大雪が降って除雪を頼んでも、常連さんが優先されて初めて頼むような者は数日遅れることもある。その間に、屋根を折ってしまった人を知っている。
雪下ろしを待っている数日間に、再び屋根が折れてしまっては情けない。そこで、今回は、垂木が数本折れた大屋根の後ろ側は、瓦をまくって垂木を倍の本数入れてもらうことにした。その上、それらを下から支える横木も入れてもらった。
また、大屋根の玄関側の垂木は折れたことがなかった。それは、南西で太陽がよく当たるために積雪が少ないからだ。しかし、転ばぬ先の杖で、ここも後ろ側と同様に垂木を倍の本数入れて、支えの横木も入れてもらった。
たぶん、今度は垂木が折れるようなことはないだろう。まだ雪下ろしはできるがいつまでもできるものではない。垂木は一例だが、全てに於いて、転ばぬ先の杖という考えを持たなければと思っている。
しかしながら、新しいことを始めたり、知恵を出したり、ものを作ったり、創作したりすることにおいては、気持ちを強く持って若い頃と同様にチャレンジしてみたいと思う。
(日記:午前中、オカリナ曲の編曲作業。行きつ戻りつでなかなか思うようにはならない。午後は、家の後ろの車庫の整理。段ボールや雑誌だどは、リサイクルのために集積場へ運んだ。夕食後も、9時過ぎまで編曲作業。なかなか思うようにいかない。だから楽しいとも言える。10時過ぎからこのブログを書いている。)