雑誌を見ての野菜作り
野菜作りは、簡単であるようで難しい。それは、私自身が科学的に分析できないからだ。「何がどうなったからうまくいった」のか、「何がどうだったから失敗した」のかを分析できないからだ。
そのために、素人ながらうまく野菜ができることもあれば、病気でみんな枯れてしまうこともある。雑誌などを見たり、知り合い野意見を参考にして、全くかんで野菜を作っているだけである。
しかし、いかに素人であっても、「土作り」だけは大切だと思っている。同じ場所で作っているので、化学肥料だけでは、土地がどんどんやせていくように思う。
やはり、有機肥料を土に入れなければと思う。鶏糞や堆肥や米ぬかなどだ。昨年JAが籾殻堆肥を無料で配布しているというので、家内と二人で大野のカントリーまで取りに行って畑に入れた。
今年もやっているということなので、家内と二人で肥料袋を10袋とバケツなどを持って出かけた。先客が二人来ていて、一人は袋に入れた堆肥を乗用車に、もう一人は、トラクターにつけたリフトで軽トラックの荷台に箱を設置して積み込んでいた。
強烈な臭いだ。乗用車に入れたらしばらく臭いはとれないだろう。私たちは、スコップで肥料袋に入れて、軽トラックで家庭菜園まで運んだ。
そして、耕す前野畑に、まいた。家内は、私は、次の野菜のために畑を耕し、家内は昨日耕したところにジャガイモを植えていた。
はたして、今年は野菜作りがうまくいくだろうか。今のところ、連作だけは考えているが、どのような野菜を植えるから、元肥はどうするなどとはあまり気にしないでやっている。
退職2年目の今年は、どうせ野菜を作るなら、少し本気で野菜のことを勉強しなければとも思う。その第一歩は「土作り」だろう。昨年から、堆肥作りの準備を始めたが、まだまだ実用の域には達していない。
昼、帰宅する時間がもったいないので畑の隣の事務所で持参のおにぎりなどを食べながら、菜園作業に終始した。太陽の下で、働くのは楽しい。いい汗もかいて、体重も少し減った。
(日記:午前9時頃から午後3時半まで、家庭菜園作業。少し休んで、夕食。午後7時、かつての仲間を呼んで事務所でいろんな話を聞かせてもらった。最後に、「教職員の多忙化」についても、話し合った。家庭ですべき教育まで、学校に持ち込まれて学校教職員はますます多忙化していくようだ。教職員が自主的に活動できる時間を確保するためにも、多忙化解消を真剣に考えなければならないだろう。それは、結局子ども達のためになることだと思う。)