10年前に買った機器
今から10数年前、私たちは娘達とよく金沢まで遊びに出かけたものだ。その頃は、携帯も持っていなかったが、香林坊のとあるビルを待ち合わせ場所にしてそれぞれが自由にまちの中を歩き回ったものだ。
私の落ち着く場所は決まっていた。本屋か楽器店だ。楽器店では買う買わないは別にしてあれこれ見て歩き、時には楽器にふれてみるだけで満足したものだ。
そして、そんなに高価ではない機器などを買って帰ったものだ。そんな機器の一つにハワイアンギターの音色や響き、エコーをコントロールする機器がある。
ハワイアンギターを使うときには、この機器がなければとてもじゃないが弾く気にもなれないというほど気に入ったものがあった。今でも、事務所では常時ハワイアンギターに接続してある。
この機器が気に入ったので、別の機会にギター用のマイクとギター用に同種の機器を買っておいた。しかし、.こちらの方はこれまで一度も使ったことがなかった。
今日の午後、例によって事務所の整理をしていたところ、この機器が出てきた。これまでは買ったままで一度も使ったことがなかったが、今日初めて使ってみた。
私は、エレキギターも、マイクの付いたアコースティックギターも持っている。しかし、今日は、普通のフォークギターのサウンドホールにこのマイクをつけてアンプにつないで弾いてみた。
エレキギターとは異なるきれいな音が出た。アコースティックギターの響きがアンプから心地よく流れ出た。感動した。
ギターってこんなにいい音がしたのかなと驚くほどよく響いてくれた。思わず、時間を忘れて昔の曲を弾いてみた。これからは、これらの機器がなければギターは弾けないだろう。
ギターは安価なものだが、響きは自分にとっては最高だ。これならいろんな曲ができそうだ。事務所へ行ったら、毎回ギターにふれてより良いメロディーを作りたいものだ。
機器の準備
夕方、息子の友人のY君が家へ来てくれた。音楽関係のソフトをインストールしてくれた。自分でもやろうとしたが、あれこれ設定が多く、断念していたものだ。
これで、ハードを動かすソフトのインストールも終わった。後は、自分の能力だけだ。こればかりはマニュアルにもない。頭からわき出るメロディーを書き留めるだけだ。
安易にメロデーをつくると、かつて聴いたことのあるメロディーが所々顔を出してしまう。以前に書いたように、7音+半音5音の12種類の音を使っているので確率的にもよく似たメロディーが出てしまう。
無理にでも、自分オリジナルのものに変えなければならない。そのために、メロディーにぎこちなさが出る場合もある。ある点では、ジグソーパズルをやっているようなものだ。
ようやく準備万端整った。後は、こちらがソフトを使いこなす勉強をするだけだ。これは単純ではないが、楽しみでもある。
(日記:午前中、『数学のホームページ』作り。午後は、事務所の清掃。アコースティックギターのマイクと音色を調整する機器が出てきた。早速アンプにつなぐと素晴らしい音が響いた。しばし、ギターを楽しんだ。毎日、自宅でギターに触れているが、こんなにギターがきれいに響いたのは久々だ。夕方、息子の友人のY君が音楽関係のソフトのインストールに来てくれた。自分でも試みたがうまくインストールできなかったものだ。今日も、Y君に感謝、感謝。)