人によって異なるニーズ
被災者の皆さんの状況が毎日テレビで放映されている。それらを聞いていると、被災の程度もそれぞれで、被災者の皆さんのニーズもいろいろである。
水がほしい人、食品がほしい人、ガソリンがほしい人、衣類がほしい人、衛生関係の物品がほしい人、トイレがほしい人、住むところがほしい人、車がほしい人、薬がほしい人、そして、話し相手がほしい人、……など様々である。
今後復興が進むと、地域によっていろんな手助けが必要になろであろう。援助を求める人と手助けしたい人のマッチングはとても大切だが、簡単ではなかろう。
また、復興には、いろんな職種の人が必要であろう。そんな中で、私にも何かできることがあるのではと思うが、必要としている人を探し当たることは簡単ではない。
救援物資一つにしても、必要としているところへ必要な物資を送ることは簡単ではない。災害が発生する前に、「事が起こったときに、こうした情報を整理し、必要な援助を迅速に行うシステム」を考えておかなければと思う。
多くのシステムは、事故が起こっていないときしか作動しないことが多い。本当に作動してほしいときには、想定外の事故が多発してシステムが全く作用しないのが常だ。
今回の事故を教訓に、危機管理に「想定外だった」ということにならないように、あらゆる可能性を考えなければならないと思う。今回の災害は、私たち人類にあまりにも大きな犠牲を強いてきた。
二度とこのような災害が起こらないことを祈るが、相手が自然の場合にはこれを止めることはできない。しかしながら、被害を最小限に留める努力だけは惜しんではならないと思う。
自分も含めて、多くの人が、「今、自分には何ができるのか」を、これだけ考えさせられたことはないだろう。援助を求めている人に、自分のできることをさせていただきたいという気持ちは日に日に強くなっている。
(日記:午前中、数学のホームページ作りを自宅で行った。「一つの関数からどれだけのことを読み取れるか」が、今日のテーマだ。午後は、パソコンのデータ整理を行った。10数年前に作った曲が色々出てきた。近々、これらのメロディーをこのブログにアップしてみたい。午後6時半より、壮年会の総会が行われた。私は、壮年会を引退して老人会へ入る歳になった。しかし、もう少し老人会への入会を伸ばして、壮年会においてもらいたいと思う。壮年会では最年長になってしまったが。帰宅してから、東京へ転勤した末娘とスカイプをした。顔を見ながらの話は双方がうれしくなる。)