RSS
 

Archive for 2月, 2011

春未だ遠し……政界と相撲界

18 2月

出口の見えないトンネル
  9年間の市教委時代に学んだことの一つに「いやなこと、難しいことは後回しにしないで真っ先に取り組む」ということだった。誰でも、楽なことや楽しいことを先にやりたくなるものだ。

  そして、いやなことは、後回しにしたいものだ。相撲界の八百長問題も、これまで何度も話題になりながら、その都度目をつむって先送りにしてきた問題だ。先代若乃花の録音テープが残っていてこの件について強く警告している。

  これから先、どのように解決を図るのだろうか。不正をした証拠のある者だけを処分しても、国民は納得しないだろう。いかに、現理事長が元「カイケツ」であっても、解決は容易ではない。

  証拠がなければ、悪くないというメッセージを今の子ども達に与えたら大変なことになる。相撲界の構造改革に期待したい。おそらく、現親方、現理事も困惑し、いつ自分に火の粉が降りかかるか気が気でないだろう。

  政界も、よく似た状況にある。今のままでは、そう遠くない時期に解散総選挙があるのだろうか。元々、人の意見は色々あるはずだ。同じ政党であっても、意見の異なることはよくあるものだ。

  まして、野党とは意見が異なることは当たり前である。これらを調整し、よりよい意見にまとめ上げるのが知恵というものではないだろうか。しかし、実際には政治家はそのようには動かない。

  もしかしたら、次回の国政選挙では既存政党に冷たい風が吹くかもしれない。名古屋や大阪を見ればそのような予感がする。市民政党、地域政党が力を持つようになるかもしれない。世界の動きがそうであるように、

  今の議員を選んだのは私たち国民なのだ。試されるのは、政治家ばかりではない。私たち国民だ。自分の一票をどのように使うのかによって国の方向が変わるからである。「たかが一票、されど一票」である。

  政界と相撲界の前途は全く見えない。しかし、別の見方をすれば、新しい政界や相撲界が誕生する「産みの苦しみ」の時期かもしれない。

(日記:午前中、『数学のホームページ』作り。途中で、排雪作業。午後は、「音楽制作ソフト」の研究。夕方、今度は外孫がやってくる。長女の長男の誕生日だ。ケーキで祝う。17日は長女の誕生日、18日は長女の息子の誕生日、20日は私の誕生日、23日は長男の娘の誕生日。2月は誕生日ばやりだ。)

 
 

厚さ2cmのマニュアルに四苦八苦

17 2月

こたつの上がスタジオに
 
ノートパソコンさえあればどこでもスタジオになるというハード『MOBILE STUDIO CANVAS SD-50』を買ってから100日間が経った。今日始めて本格的にマニュアルを読んで勉強を始めた。

  これを動かすソフトが同梱されていたが、以前に買ってまだ使っていないソフト『SINGER SONG WRITER 9 Professional』を使うことにした。このソフトは、以前には一つ前のソフトを使っていたので多少は使えるからだ。

  これらのハードとソフトでどこでも音楽制作の場になるという触れ込みだ。また、これに適応したキーボードがあれば、路上で演奏することにも使えるのだ。簡単に言えば、シンセサイザーとしても使えるということだ。

ノートパソコンの横に置いた小さな箱がこたつの上をスタジオにしてくれるはずだが、今はそれどころではない。マニュアルと格闘中だ。

  別の言い方をすれば、どこででも、雑音のないデジタル録音ができてCDやDVDが作れるということだ。まさに移動式スタジオだ。ただし、これはこれらの機器を使いこなせての話だ。

 これまで持っていた機器でもこのような作業はできたのだが、今ある機器は持ち運びが楽で、性能も今までのものより優れているものだ。

  しかし、これらの機器を使いこなせるようになるには、いくつもの壁を乗り越えなくてはならない。厚さ2cmのマニュアルを前にするとぞっとする。音楽用語も馴染みのないものが多い。

  しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。今日から、時間を見て少しずつ勉強していきたい。1年間で、何とか最低限の作業に使えるようにしなければと思う。

  こんな機器が20歳代にあったらとつくずく思う。しかし、私の大学時代は、計算機と言えば、歯車式のものや計算尺が主流であった。本格的なものは、どこかにあったのであろうが、おそらく部屋いっぱいになるような大きさではなかっただろうか。

  技術の進歩はすごい勢いで進んでいく。しかし、私は、デジタルとアナログ、音楽ならパソコンと生の楽器の併用で楽しんでいきたいと思う。コンピュータミュージックは創作のツールであってそれ以上でもそれ以下でもない。

 以前の機器を用いてMさんの台所で録音してCDにした『磯鴫の宿』
   http://song.inakamon.net/s_iso.html

(日記:午前中は事務所で『数学のホームページ』づくり。作業の合間に、駐車場の排雪作業。午後は、コンピュータミュージックの勉強。厚さ2cmあまりのマニュアルに後ずさりしたくなる。夜は、NHK大河ドラマ『江』の第1回目を見る。朝ドラの『てっぱん』はこの1ヶ月で4ヶ月分の録画を見て放送に追いついた。)

 
 

春と言えば(1)

16 2月

春は人事の季節
  「春」という言葉を聞くと、いろんなことが思い出される。その一つが人事異動だ。現職で一般教員だった時代には、勤務期間が長くなると「自分も異動があるのか」と、多少気になったものである。

  前の職場に愛着があると、異動するのはどことなく気が進まなかった。しかし、新しい職場で働き出すと、そうした気持ちはなくなり、自分なりに居場所を見つけて生活したものだ。そして、結果的には「異動してよかった」となるのだ。

  しかしながら、管理職となると立場は一変する。自分のことではなく、自分の学校のこと、個々の教員のことを考えなければならない。全ての者が満足する異動などはないだろう。それぞれの希望は叶えさせてあげたい。

  しかし、相手のあることであり、県教委とのやりとりがある。まるで、ジグソーパズルをしているように2月、3月を過ごさなければならない。全ての異動が決まるとほっとする。高校の管理職時代には、私は、原則として異動したいという者を止めはしなかった。

  どこへ行くかは別にしても、今の学校を離れたいという者を決して止めたくはなかった。「あの人が転勤すると学校が回らなくなる」と真顔で言う者もいたが、私はそんな女々しいことは言いたくなかった。誰かは来るのだから、新しい人を育てればよいのだ。

  そして、市教委時代。人の異動に9年間関わってきた。今はそうした立場から離れて、かつては忙しかった2月をゆったりと過ごしている。どんどん歳を重ねているが、どの時代にも戻りたくはない。いつも、今を精一杯生きなければと思う。

  荷物を整理して、異動する人、新しい学校へ入学するために勝山を離れる高校生達、少なくとも、春は、多くの人が「うごく」季節だ。そして、桜の花が咲く頃には、誰もが新しい学校や職場で新しい生活を始めるのだ。

  異動のことを書いていたら、高校生を担任していた頃を思い出した。高校を卒業する者の中にはいろんな者がいるのだ。「同じ大学を合格した者」の中にも、それが希望の大学である場合と、第2、第3希望であった大学では新学期を迎える気持ちは大きく異なるのだ。

  何とか新しい学校で、頑張ってほしいと願わずにはいられなかった。「合点のいかなかった者」の中にも二通りあった。1年浪人して再挑戦する者、妥協してその学校で頑張る者、それぞれが自分に折り合いをつけて前へ進んでいるのだ。

  まもなく、l中学生や高校生も、上級学校への入学試験がある。今は、大変な時期だ。そんな中で、推薦入学によって一足先に春を迎えた者もいる。桜が満開になるまでには、まだまだいろんなドラマが待っているのだ。

(日記:午前中はパソコンのファイル整理。午後は、久しぶりに『数学のホームページ』作りを行った。やっぱり、この作業をしているときが、一番心が落ちつく。時々、除雪作業を行いながらの作業だった。夜は、『龍馬伝』の最終回を見た。今のところ『江』はまだ一度も見ていない。)

 
 

孫達の帰省最終日

15 2月

家族の親睦
  温泉で目が覚めた。隣を見れば、孫達は暑いのか、ふとんを蹴飛ばして寝ている。家内と私の間に二人の孫が寝たのだ。孫達も温泉の楽しさを味わったのではなかろうか。

  私も昨日2回、今日2回風呂に入った。いつか私は湯治に行ってみたいと思っている。自炊しながら、家内と過ごすのだ。パソコンと何か楽器があれば、私は退屈することはない。

  テレビなどで見ると、湯治の客同士が世間話をしたり、歌を歌ったり、踊りを踊ったりしながら、心温まる時間を過ごすのだ。別に知り合いでなくても、年齢に差があっても、話す話題はあると思っておいる。

 祭りのこと、地域の行事のこと、農作業のこと、何でも話すことができると思っている。自炊の際、持参の漬け物を交換したりすることもできるだろう。

  パソコンで検索すると、北海道や東北にそうした湯治宿はあるようだ。とにかく、数日間行ってみたいと思っている。なるべく素朴な宿の方がよい。

福井駅で列車を待ちながら談笑する孫達。この後、孫達は何度も手を振りながら階段へ消えていった。

  4泊5日での孫達の帰省はあっという間に終わってしまった。北陸道を走り、福井駅へ孫達を送った。福井駅では抱き合って別れを惜しんだ。

  途中、「今、米原」、「今は名古屋辺り」……と刻々写真入りのメールが家内の携帯に届く。そして、7時頃、横浜へ着いたとのことだった。横浜は、遠いようで近い。近いようで遠い。

  春休みには、また会えるだろう。会う度に、孫達は成長している。一緒に和太鼓ができないのは残念だ。

(日記:午前中、温泉。昼頃、孫達を福井駅へ送り届ける。その後帰宅。今日は疲れた。風邪気味なので午後はこたつで過ごす。夜は、例によって録り貯めた朝ドラ『てっぱん』を見る。)

 
 

最後は温泉で

14 2月

一つの部屋で家族交流
  4泊5日で帰省した子ども達も、いよいよ今晩でお別れだ。最後は、温泉に泊まって別れようということになった。あっという間に、四日間が過ぎてしまった。しかし、孫達にはかなり密度の濃い帰省だったのではないか。

名残を惜しむように雪下ろしで作ったソリゲレンデでを滑り降りる孫。

  昨日は、孫達は母親の実家へ出かけた。そして、昼頃戻ってくるなり、早速昨日作ったソリコースで楽しんだ。昨日よりもはるかに滑りがよかった。隣家の雪の壁に激突するぐらいに滑った。

  完全に、アスファルトが露出していたが、孫のソリコースのために、雪をばらまいた。また、私の留守の間には、上の孫は、鎌倉の中で「イチゴ大福」を2個も食べたという。

  昼過ぎに、私は、北部中学校へ和太鼓を教えに出かけた。授業が終わった頃に家内が迎えに来てくれだ。その足で、北陸自動車道を通り、片山津温泉へ向かった。

部屋でウノを楽しむ孫達(片山津温泉)

  私は、残念ながら、風邪の引き始めのような状態であった。それでも、孫達が楽しんでくれればそれでいい。大人4人、内孫2人、家族の親睦は深まったように思う。

(日記:午前中、パソコン内のファイル整理。午後は、北部中学校の選択音楽で和太鼓の指導。終了と同時に、迎えに来た車で、片山津温泉へ。食後、大衆演劇を楽しんだ。)

 
 

餅つきと雪遊び

13 2月

餅つき
  我が家はみんな餅が大好きだ。今日は、一臼(2升)だけ餅つき機で餅をついた。いつも役割は決まっている。私は、大きさを決めて餅をちぎって並べるだけ。家内と息子と息子の嫁と孫達が丸め役をした。

正月の再来。孫達と餅作りを楽しむ。

  7~8割は丸餅にし、残りはおろし餅や黄な粉で食べることにした。孫達も、「熱い、熱い」といいながら、粘土細工のように餅を丸めた。昼食は、餅を中心に白菜の漬け物などで済ませた。子供達には、いなかの餅作りを体験して楽しそうだった。

  午後は、息子が屋根から下ろした雪の山をくりぬいて「かまくら」を作ったり、ソリ滑りのコースを作った。孫達は、スキー場で夢中になったように、いつまでも、ソリ滑りやかまくら遊びを楽しんだようだ。

  大人の私や息子の方が参ってしまうくらいに、孫達は雪を満喫したようである。「これで終わるよ」と何度も言わなければいつまでも止めないのではと思われるぐらいに夢中だった。

  全く雪のない都会の暮らしではこれほど夢中になること

雪下ろしの山で作ったソリコースでソリを楽しむ孫達。

はないとのことだった。やはり、「子供は風の子」のようだ。おやつも、狭いかまくらの中で食べたり、勢いよく滑るスロープが子供にとっては、いつまでも飽きの来ない遊びだったのだろう。

(日記:午前中、オカリナ教室の新メンバーのために楽譜を作り、練習用のCDを作った。なんと新メンバーは、私の地区の女性だった。夫がふるさとに帰って来たのを機会に片瀬の住むことになったのだ。名古屋ではオカリナをやっていたらしい。昼近くに、孫達と餅つき。その後、孫達は雪遊び。集中して雪遊びを楽しんでいた。)

かまくらでおやつを食べる孫達。

 
 

遅れてやってきた正月

12 2月

雪と戯れる
  正月には仕事で帰省できなかった息子が家族を連れてやってきた。休みを取って4泊5日でやってきたからには、こちらは正月のつもりで対応することにした。

童心に返って遊ぶ息子の家族

  今日は雪になるとの予報でったが実際にはとてもよい天気になった。孫達はソリとスキー、息子はスノーボード、私はスキーと片瀬オリジナルのソリを持って雁ヶ原スキー場へ出かけた。

  最初は、孫と一緒にソリを楽しんだ。息子達家族も2台のソリを連結したりしながら童心に返ってそれを楽しんだようだ。途中で休息をとり、孫のスキーにも付き合った。

  途中で息子はスノーボードを、私はスキーを楽しんだ。久々のスキーであった。脚力が弱っているなあと痛感した。20歳代、30歳代とは筋力などはずいぶん弱ったようだ。

  今から鍛えるわけにもいかないが、弱まるスピードをゆっくりしたいものだ。日々、柔軟体操や筋力アップのためにせめて週1回はプールへも行きたい。

ゲレンデの端にある雪山で遊ぶ孫達

  帰り際に、子ども達が最も夢中になったのは、ソリやスキーではなく、スキー場の端に積まれた雪山から滑り下りることだった。もう一回、もう一回と何回も雪の山に上り下りした。

  考えてみれば、子どもが夢中になることは、必ずしも大人が考えるようなものではないかもしれない。既成のおもちゃを子ども達が喜ぶだろうと思っても、子ども達はすぐ飽きてしまって空き缶は空き箱などに夢中になることが多いものだ。

  我が家の孫達も、動かない(危ないので電源を切ってある)ウオーキングマシーンを電車に見立てて遊んでいる。いくつもメーターが付いているからだ。

  とにかく、子ども達は一日中、ソリや雪山遊日などに夢中になって、勝山の冬を楽しんだようだ。私自身も、孫達のおかげで、スキー場へ足を運んだために、いろんな人に会うことができたし、スキーをすることもできた。

親子でソバ打ち競演!?
  正月の年越しソバのつもりでソバを打つことを決めた。息子が半分、私が半分、最初から最後まで責任を持ってソバを打った。息子の嫁と家内はおろしを作ったり、天ぷらをあげたり、している。

親子でそば打ちを楽しむ

  みんな喜んでくれたので、ソバの打ち甲斐があった。どうも、水加減などは、何度も打っているうちにわかることかもしれない。素人の私には、マニュアル通りではうまくいかない。

  やはり、色々やっているうちに、マスターできることかもしれない。習うより慣れろだ。そば粉などがあれば、私は何とかソバを打てるなあと思った。これからも、機会あるごとに、ソバを打ってみたい。

(日記:午前中、雁ヶ原へ出かける。午前中、宗教行事で道場へお参りしていた家内も、昼食時に合流。午後も、スキー、ソリ、スノーボードなどを息子や孫達と楽しむ。夕方、息子とソバ打ち。孫達も喜んで食べてくれた。夜、息子に、パソコンの設定などを頼む。充実した1日であった。)

 
 

孫達の帰省と「ふるさと」

11 2月

雪のふるさとへ
  息子の東京勤務で孫達が横浜へ移ってから一年数ケ月が経過した。長期に休みには帰省していたが、今年の正月は息子の嫁と孫達が帰省しただけであった。

  しかし、今日は息子も含めて家族4人が帰省することになった。私は、家内と一緒に12時過ぎの白鷺で到着する孫達を 福井駅へ迎えに出かけた。朝から、今日はとてもよい天気だった。

  福井駅で孫達を合流し、福井市内で昼食をとり、ショッピングをして勝山へ向かった。孫達は、我が家の周りの雪を見てとてもうれしそうだった。息子夫婦も孫達も勝山で育っているので、勝山はやはり「ふるさと」と感じているのであろうか。

いつもの階段を下りてくる孫達一家(福井駅)

  ところで、今の子ども達に「ふるさと」はあるのだろうか?年々地域は、子ども達との関わりをなくしているように思う。自宅と学校の往復。そして、習い事で自宅と教室の往復。

  子ども達の日々の生活は、とても忙しい。そして、地域との関わりは非常に少なくなってきているように思う。子ども達は地域が「ふるさと」であるというよりも、我が家が「ふるさと」になっているようだ。

  最近は、「我が家あって故郷なし」のような状況になっているのではないかと思われる。子ども達は、昔と比べると、日々の生活の中で、近所の人たちとの関わり、地域で取り組む行事へ参加する機会は非常に少なくなってきているようだ。

  地域は、今、過疎化に悩んでいる。そこへ、豪雪だ、豪雨だ、熊の出没だとマイナスの要因が続いている。地方では安全・安心に暮らせない状況になっていると思っている思う若者は少なくないだろう。次の世代が、地域を捨てて都会へ出たがる傾向はこれからも続くであろう。

  今の私にできることは、この勝山でできることを孫達にいっぱい経験させてやりたいと思う。ちょうど、鮭が故郷の河川のにおいをいっぱい身につけて大海へ出て行くように、私たち夫婦は孫達に故郷のにおいをいっぱい身につけてやりたいと思う。

  いつか故郷へ戻ることを期待するのではなく、心に故郷を持つようになってくれればそれでいいのだ。いつも暖かい故郷を心に持ちながら生活してくれればと思いながら、今回の帰省でも孫達と楽しく過ごしたいと思う。

(日記:午前中、家の整理。昼頃、孫達を迎えに福井駅へ行く。福井で昼食をとり、勝山へ。少し休んで、大野での息子達の買い物に付き合う。私は、例によって、本屋で「高校数学の参考書(旺文社)」と「知的余生の方法(渡部昇一著)」と「週刊誌」を買う。久々に賑やかな夕食であった。)

 
 

整理整頓

10 2月

DVDで情報管理
  今日は、事務所での数学のホームページ作りを止めて部屋の整理整頓をすることにした。身の回りのものとは、私には二種類のものがある。一つは身の回りにある数々の品物。

  もう一つは、とりためたビデオである。こちらの方野整理には意外と時間がかかる。というのは、先ず録画したモノの不要な部分をカットしなければならないからだ。民放の場合にはコマーシャルが入っているのでこれらをカットしなければならない。

  コマーシャルの部分を探し出してカットするのはかなり時間のかかる作業だ。特に、NHKの『クローズアップ現代』は、毎朝新聞を見て「今日の内容は何か」をチェックしている。そして、興味ある番組は録画予約をすることにしている。

  録画した『クローズアップ現代』の中で最も新しいものでは、昨日の『ワンピース』だ。これは漫画だそうだが、今の世相を反映して超ヒットしている作品だそうだ。

  「無縁社会」なる言葉はかつてはなかったが、今や定着してしまった言葉だ。この漫画を私は見ていないが、「無縁社会」の中だからこそ大ヒットした作品になったそうだ。

  このほか、『クローズアップ現代』では、『飛び出せ!異能』、『断捨離』、『週末ファーマー』、『プロボノ 新しい社会貢献』、『買わない消費者増加中』などをDVDに焼いた。

  また他の番組では『役所改革』、『隙間時間活用術』、子ども達へボランティアの参考になるだろうと『腹話術』、『人形劇』、『紙芝居』なども焼いた。また、『我が青春のエレキサウンド』などの音楽番組も焼いた。

何かの役に立つだろうとDVDに焼いたテレビ番組

  音楽は、車での旅行中に役立つ。面白い番組がない場合には音声を聞きながら旅ができるからだ。焼いたあとは、ラベル印刷もしなければならない。いずれも、数分の時間がかかるので部屋の整理をしながらの作業となった。

  それにしても『断捨離』は私の願いだが、愛着のあるものを捨てるのはとても勇気のいることだ。一気に捨てたいが毎回少しずつしか捨てることができない。

  何も、ない部屋って本当にあこがれる。書籍、資料、衣類、楽器等々、モノが溢れている。どれにも愛着があって捨てきれない。モノのない時代に育っただけに“断捨離”は本当に難しい。

(日記:午前、午後とも部屋の整理。DVDを焼きラベル印刷をしながらの作業だった。午後4時から市営プールへ行く。少し泳ぎ、たくさん歩いた。サウナで汗を流した。午後7時頃から横浜に住む孫達とスカイプ(テレビ電話)。息子の嫁と孫達は正月に10日ほど帰省したが、息子は仕事で帰れなかった。その息子達が明日4泊五日で帰って来るという。私たち夫婦にとっては孫達と会えるうれしい日となる。一緒に風呂へ入り、一緒に寝ることができるからだ。)

 
 

時間の使い方

09 2月

時間の使い方
  退職してまもなく一年になろうとしている。自由時間は比較にならないほど増えた。しかし、やることはそれには比例していない。現役時代も帰宅してからかなりいろんなことができたと思っている。今は、無駄な時間がかなりある。

  あと一ヶ月半で一年が過ぎる。旅行など、現役時代にはできなかったことがたくさんできたし、ゆったりした時間をもつこともできた。時間がたくさんあると無駄な時間の過ごし方もあったように思う。

  やはり、「一年の計は元旦にあり」ではないが、年度初めには短期的な計画、中期的な計画、長期的な計画を立てておきたいと思う。何事も願わなければできないだろうから。

  何事も、意志がなければできないだろう。しかし、「あれもしたい、これもしたい」といろんなことに手を出しすぎたようだ。ここ数年、まだまだいろんなことに取り組めると思って来たが、必ずしもそうではないと思うようになってきた。

  平成23年度は、いくつかに的を絞って、時間を有効に使いたい。もちろん、旅行や家庭菜園や地域のことにも時間を使いたいが、これはというものにも集中的に取り組みたい。

  そんな中で、時間はそれほどかけられないだろうが、片瀬の特産物作りに取り組みたいと思っている。歳をとると先が見えてあきらめてしまう人が周囲には少なくない。「無理や」、「うまくいかんやろ」という台詞をよく聞く。

  また、歳をとると、自分のことだけで手がいっぱいになり、仲間で何かをするということが苦手な人が多くなる。そんな人たちに声をかけながら、一人でできること、仲間でできること、色々考えながら時間を有効に使い、充実した生活を送りたい。

(日記:午前、午後とも数学のホームページ作り。1時間おきに、事務所の排雪作業。今日は終日雨だった。ずいぶん雪が減ったように思う。夜は、例によって家内と録画した『てっぱん』を見る。ここ1ヶ月で3ヶ月分の録画を見て、今日、ようやくすべての録画を見終わった。明日から、本番の放送を見ることになる。)