孫達の帰省
昨年10月に、息子の東京就職と共に、孫達も、横浜へ引っ越してしまった。今年も、夏休みには、1ヶ月ほど勝山で過ごしたが、横浜へ戻っていった。途中の期間は、ウェブカムでのテレビ電話があるのみだった。
今日は、二人の孫と息子の嫁の3人が勝山へ帰ってくる日だ。私たち夫婦は、福井へ迎えに行くことになった。12時2分、白鷺で福井到着。我々は、長靴を持って福井駅まで迎えに行った。
勝山へ入るとまた雪の量が違う。横浜では全く雪が降らないという。と言うよりも、日本海側で雪が降っているのに、太平洋側で葉快晴の時が少なくない。
孫達は雪の勝山をどう思うのだろうか
孫達の目には、雪の勝山はどのように映っているのだろうか。
また、若者達は、雪の降らない太平洋側、あるいは南国がよいのか。それとも、雪深い北陸がよいというのだろうか。
それは、子供時代に雪に親しんだかどうかで決まるのではないだろうか。インドアスポーツやグランドでのスポーツに取り組む子供は多いが、やはり、それぞれの土地の良さを生かした取り組みをさせな蹴ればならないのではないか。
昔は、どの子も、春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の遊びに夢中になったものだ。今の子はどうであろうか。年がら年中一つのスポーツに打ち込んでいたり、年がら年中一つの文化的な活動に取り組んでいたり、年がら年中ゲームに夢中になっている子供が増えているのではないか。
これでは、地域への愛着心は育たないだろうなと思う。自然を舞台に遊ぶことの少なくなった子供達の多くは、きっと雪は邪魔なものと感じているのではないだろうか。そんなことを考えながら、雪の量がどんどん多くなる勝山へ向かって車を運転した。
孫達には、冬には、雪を楽しませてやりたいと思う。雪に親しみを持たせてやりたいと思う。夏には、河原へ連れて行って水遊びをさせたように。勝山をふるさとと思うように。
(日記:自宅を10時に出て、用事をしながら福井駅へ孫達を迎えに行く。午後は年賀状書きの続き。事務所の除雪。夜は、今年最後の『片瀬豊年ばやし』の練習。)