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伝統芸能となるか

15 9月

伝統を活かして創作芸能
  今月の片瀬の秋祭りに向かって、祭りを見直す動きが始まっている。自信を持って次の世代へつなげる何かを見つけ、それらを通して次世代を育成し、地域の活性かを願うというものである。

  具体的には、小中学生女生徒による「浦安の舞」の練習と片瀬の創作郷土芸能「片瀬豊年ばやし」の練習だ。前者は、どの神社でも行われていて、型がしっかり決まっている。いかに、優雅に踊るかだ。

片瀬に伝わる昔の銭太鼓に登場する女性の出で立ち。どじょうすくいのため、小さなザルを持っているが、新作の銭太鼓『片瀬豊年ばやし』ではザルを持たない。服装はこれに近いものにしたい。

 後者は、今一種懸命、創作しながら練習しているのだ。まだ、改善の余地はあるが、とにかく歌ができた。後はこれを吹き込み、CDを作りたいのだが、まだ、試聴盤ができたところだ。また、男性が演ずる銭太鼓の振り付けも決まった。後は、早乙女姿の女性が演ずる踊りの振り付けだ。

   踊りの振り付けを考える場合には、自分が実際に踊りながら、前後のつながりを考慮に入れて創作しなければならない。また、男性の銭太鼓と同時に演ずるので、男性の動きと女性の動きが、調和していなければならない。

  そんなことを考えると、女性の振り付けを考えることはかなり難しい。しかし、難しいなどと言ってはいられない。何故なら、祭りまであと9日間しかないのに、今、振り付けを考えている状態だ。

  盆踊り復活にもかなりエネルギーを使ったが、今度の村の郷土芸能づくりにも、それに負けないくらいエネルギーを使っている。

今日は稲刈り助手
   今日は、朝6時に起きて、朝食を作り、7時半過ぎに、家を出た。「農事法人・かたせ」の稲刈りを手伝う日だ。私の役目は、前回と同じでコンバインが脱穀した籾を軽トラックに乗せてカントリーへ運ぶのだ。

 朝は、稲が露に濡れていてコンバインで刈ることができないので、予定より遅く始まった。ところが、午後3時頃雨が降ってきたので稲刈りは中止となった。米作りはかなり天候に左右される。

  ところで米作りだが、昔はもっともっと米作りの作業が多かった。コンバインは、稲を刈り、脱穀して、藁は細かく刻んで田んぼへばらまくのだ。そして、乾燥以後の仕事は、お金を払ってカントリーにやってもらうのだ。このコンバインの仕事の部分だけでも、昔なら、もっともっと沢山の作業があった。

   午前中稲刈り。 → 刈った稲は稲株の上に並べて乾燥させる。 → 午後は、それらを束にしながら、裏返しにしてさらに乾燥させる。 → 夕方、荷車に積んでハサ(稲を乾燥させる竹で組んだもの)へ運ぶ。 → 夜、運んだ稲をハサに掛ける。 → 稲を数日後ハサから降ろして、脱穀する。

 コンバインはこれらの作業を一度に行うのだ。昔に比べれば全ての部分で、機械化された。米作りは殆どの部分で、男の仕事になった。昔はかなりの部分が女性の仕事だったが、機械化されて、事情が変わってしまったのだ。

 
 

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