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三國湊『帯のまち流し』を見学して

04 9月

各種団体の参加に感激
  3時半過ぎに勝山を出て三国へ向かった。三国港駅で車を止めて、電車で三国駅まで戻った。車掌に聞いても駅員に聞いても、今日の行事は全く知らなかったようだ。駅前の花屋さんに聞いてようやく概要がわかった。

  再び電車に乗って三国港駅へ行き、車を三国駅の駐車場へ止めた。そして、全踊り隊の出発地点となる『みくに文化未来館』へ向かった。沢山の踊り隊や伴奏隊、歌い手、各チームの先導隊などが集まり熱気が溢れていた。

   この会場で、私が『津軽じょんから節』を教えていただいている明萌会の河間氏と同会の歌い手石橋さんが参加していた。また、河間氏から民謡歌手を紹介された。いつかは自作の歌を歌っていただきたいなあと思った。このブログから、いろんな人達と知り合いになっていくと感じた。

 6時半に前半を受け持つ踊り隊が出発した。港町の狭い通りを、三味線と笛、太鼓に合わせて、沢山の踊り子達が、三国節を踊りながら進んでいく。各種団体や企業チームも参加していた。また、三国以外のチームも参加していた。人数の最も多かったのは、坂井市の職員チームということだった。

  まちの至る所に審査員がいて、真剣に審査をしていた。また、わが勝山市からも、『踊り隊ひらり』のみなさんが参加していた。踊りが本当に好きなんだなあと思った。

  途中で、後半を受け持つチームが踊り続け、交代しながら、三国神社へ向かうとのことだった。総踊りは壮観だろうなと思った。途中、すし屋で夕食をとった。三国神社のほうへ向かったが、車を置けそうな場所がわからないのであきらめて帰宅した。

会場で出会った民謡歌手(左)と河間氏(中央)と石橋氏(右)

おわら風の盆に向かって
  さて、帯のまち流しだが、このようなイベントができる三国の人達の心意気がすばらしいと感じた。いろんな人達の協力が感じられ、うらやましいと思った。しかしながら、どうしても『おわら風の盆』と比較してしまう。

  まだ2年目ということで、改善の余地はあると思った。どちらかといえば、参加型のイベントであると感じた。『おわら風の盆』は見せる(魅せる)踊りだ。いずれはこの方向に進んで行くのではないだろうか。

  九頭竜川の上流と下流の我が町と三国が交流できればと思った。また、えちぜん鉄道で考えても、終点の駅のあるまち同志だ。海の町と山の町がいろんな面で協力できれば、両方の町にとっても大きなメリットがあろうし、えちぜん鉄道にとっても有益なことではなかろうか。

港町の狭い路地を踊り歩く踊り隊の皆さん

   現役だった今春、えちぜん鉄道の営業部長(だったと思う)と、意気投合して話し合ったことが急に思い出された。もう一度話し合いたいものだ。それにしても、三国駅のえち鉄の職員が今日のイベントを全く知らなかったのはさみしい限りだった。

(日記:午前中、数学ホームページ作り。午後は少し休んで、三國湊『帯のまち流し』を見学。最後の三国神社での総踊りも見たかったが、駐車場の関係で断念して帰宅した。)

踊り子の皆さんと三味線を弾きながら街中を進む河間氏ら伴奏隊の皆さん

 

「みくに文化未来館」から出発地点へ移動する『おどり隊ひらり(勝山)』のみなさん

 

歌いながら街中を行く三弦明萌会の河間氏(三味線)と石橋氏(歌)

 
 

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