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「平凡」が最高

29 9月

春美退院
  9月3日に入院した家内の春美が今日退院した。10時過ぎに医大を出て、生活必需品を買うためにワイプラザへ出掛けた。その後、2人で昼食を取り、勝山へ向かった。家内にとっては久々の勝山だ。

 家内には、入院中から気にしていたことがあった。それはショウガの収穫のことだ。取り遅れるとかたくなるからだ。塩漬けにして紅ショウガや酢漬け(ガリ)を作りたいという。帰宅して、作業服に着替え、ショウガを堀った。ド素人にしてはまあまあのできだった。

素人にしてはまあまあのできだった我が家のショウガ。私は、2、3日で食べられる「味噌漬け」が一番だ。

  家内は、当分の間はリハビリをしなければならず、運動も十分できない。退院して2,3年は特に気をつけなければならないという。しかし、食事の準備はできるだろう。ようやく、食事の準備からはある程度解放されることになった。重いものを持つこと以外がだいたいできそうだ。

  これからは、家事を2人で分担してやっていきたいと思う。以前は、私は外での仕事が中心であり、家内は家事が中心であった。しかし、退職した今は、私の外での仕事がなくなった。従って、今後は、家事を2人で分担しなければならないと思う。当分は妻の手足になって動くつもりだ。

   この1ヶ月を終えて思うことは、「平凡が最高である」ということだ。平凡な中に、少しでも、変化に富んだことや刺激的なことが混ざったりすればそれでよいのだ。平凡な中に、少し自分のやりたいことがミックスできれば最高だ。

    これから、歌の文句ではないが、お互いに相手の“杖になったり”しながら、生きていきたい。そんな中で、夫婦は、「お互いが一人でできること」、「二人でできること」を持っていることが大切ではなかろうか。

   退職してからは、「二人でできること」といえば、家庭菜園と郷土芸能や音楽関係のことではなかろうか。今後は、これらを利用しながら、ボランティア活動として施設慰問などができればと思う。

    夕食の準備をする食器の音やまな板で食材を切る音は、平和そのもので幸せな響きだ。これからは、私も少しは家事の応援団としてがんばれるのではと思っている。「平凡な一日」こそ何物にも変えられない最高のものかも知れない。

(日記:妻が退院のために福井医科大へ行く。家内といっしょに、福井へ行き買い物をして帰宅。午後は、ショウガの収穫。晴天続きの暑い夏だったが、川から水をあげて育てたので、素人にしては、まあまあのできだった。久々に妻と一緒に夕食を食べた。会話もあり楽しい一日だった。
   午後7時半より遅羽公民館へ踊りの指導に行く。総踊りの『三室ほがらか音頭』を歌う若い衆が練習にやって来た。歌はうまい。ラップ部分を指導した。若者が、民謡を歌ってくれるとはありがたい。三室祭りの盛り上がりを期待したい。「おどり隊ひらりも応援に駆けつけるという。嬉しい限りだ。)

 
 

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